特許
J-GLOBAL ID:200903003618709412

RNAi誘導ベクターの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 浩 ,  片山 英二 ,  小林 純子 ,  廣瀬 隆行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-306883
公開番号(公開出願番号):特開2005-073551
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】RNAi誘導ベクターを効果的に産生できる新規なRNAi誘導ベクターの製造方法を提供する。【解決手段】標的遺伝子を含む二本鎖DNA断片を鋳型とし、PCRにより第1、第2及び第3、第4のプライマーよりそれぞれ第1及び第2の遺伝子断片取得と、第1及び第2の遺伝子断片がそれぞれ連結されるプロモーター及びミネーター部とを有するベクター構成用遺伝子取得と、その両末端に前記第1及び第2の遺伝子断片とをそれぞれ結合させる工程と、該工程で得られた遺伝子を鋳型として第1及び第4のプライマーを用いたPCRにより第3の遺伝子断片を増幅し、前記第1、第2遺伝子断片の第1、第4プライマーに由来するリンカー部分には同じ制限酵素での切断部位を含み、第3の遺伝子断片のうちリンカー部分に由来する部分を制限酵素で切断し、切断された部位同士を結合させ環状ポリヌクレオチド取得工程とを含む、RNAi誘導ベクターの製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
標的遺伝子を含む二本鎖DNA断片を鋳型とし、フォワードプライマーである第1のプライマー、及びリバースプライマーである第2のプライマーを用いたポリメラーゼ連鎖反応(PCR)により、第1の遺伝子断片を増幅する第1の遺伝子断片取得工程と、 前記標的遺伝子を含む遺伝子断片を鋳型として、フォワードプライマーである第3のプライマー、及びリバースプライマーである第4のプライマーを用いたPCRにより、第2の遺伝子断片を増幅する第2の遺伝子断片取得工程と、 前記第1の遺伝子断片が連結されるプロモーター部と、前記第2の遺伝子断片が連結されるターミネーター部とを有するベクター構成用ポリヌクレオチドを得るベクター構成用ポリヌクレオチド取得工程と、 前記ベクター構成用ポリヌクレオチド取得工程で得られたベクター構成用ポリヌクレオチドの両末端に、前記第1の遺伝子断片と、前記第2の遺伝子断片とをそれぞれ結合させる遺伝子断片連結工程と、 前記遺伝子断片連結工程で得られたポリヌクレオチドを鋳型として、前記第1のプライマー、及び前記第4のプライマーを用いたPCRにより、第3の遺伝子断片を増幅する工程と、 前記第1の遺伝子断片の第1のプライマーに由来するリンカー部分と、前記第2の遺伝子断片の第4のプライマーに由来するリンカー部分には同じ制限酵素で切断される部位を含み、前記第3の遺伝子断片を得る工程で得られた第3の遺伝子断片のうち前記リンカー部分に由来する部分を当該制限酵素で切断し、制限酵素で切断された部位同士を結合させ、環状ポリヌクレオチドを得る環状ポリヌクレオチド取得工程とを含む、 RNAi誘導ベクターの製造方法。
IPC (3件):
C12N15/09 ,  C12Q1/02 ,  C12Q1/68
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/02 ,  C12Q1/68 Z
Fターム (29件):
4B024AA20 ,  4B024CA04 ,  4B024CA05 ,  4B024CA10 ,  4B024CA11 ,  4B024DA12 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024FA07 ,  4B024GA11 ,  4B024GA19 ,  4B024HA08 ,  4B024HA09 ,  4B024HA12 ,  4B024HA14 ,  4B063QA01 ,  4B063QA08 ,  4B063QQ07 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR33 ,  4B063QR35 ,  4B063QR41 ,  4B063QR59 ,  4B063QR62 ,  4B063QR69 ,  4B063QR76 ,  4B063QS24 ,  4B063QS36 ,  4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 二本鎖RNAによる遺伝子阻害
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-525538   出願人:ザカーネギーインスチチューションオブワシントン, ザユニバーシティーオブマサチューセッツ
引用文献:
審査官引用 (2件)

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