特許
J-GLOBAL ID:200903003639728760

焼結原料の造粒方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-213112
公開番号(公開出願番号):特開平11-061281
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 従来の焼結鉱の造粒では、焼結原料条件の変化に正確に対応して最適な水分量を決定して造粒ミキサーにおける水分量を制御できなかった。【解決手段】 粗粒および微粉を含有する焼結原料の1種または2種以上の配合物に水分を添加する前に、焼結原料の吸水率および造粒前粒度分布から水分添加後の焼結原料が付着力を有する水分濃度の下限値である臨界水分濃度を算出しておき、擬似粒子の水分濃度が臨界水分濃度以上となるように、造粒ミキサーにおける水分の添加量を制御しながら焼結原料を転動することにより、擬似粒子へ造粒する。これにより、粗粒へ付着しない微粉の量を最小にでき、粒度上昇および通気性に起因して、焼成速度が最大となり、焼結鉱の生産性が向上する。
請求項(抜粋):
粗粒および微粉を含有する焼結原料の1種または2種以上の配合物に水分を添加しながら転動することにより擬似粒子へ造粒する焼結原料の造粒方法において、前記水分の添加前に、前記焼結原料の吸水率および造粒前粒度分布から水分添加後の前記焼結原料が付着力を有する水分濃度の下限値である臨界水分濃度を算出し、前記焼結原料の水分濃度が前記臨界水分濃度以上となるように、前記水分の添加量を制御することを特徴とする焼結原料の造粒方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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