特許
J-GLOBAL ID:200903003643473938
トルク検出装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-130891
公開番号(公開出願番号):特開平5-107127
出願日: 1991年06月03日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 揺動部材の揺動軸芯から第1の条体の作用位置までの距離と第2の条体の作用位置までの距離とを異ならせた機構に適用される張力差動形のトルク検出装置において,上記第1,第2の条体に掛かる張力の差により生ずるモーメントによって上記揺動部材の揺動軸芯回りに作用するトルクを的確に検出し得るようにすること。【構成】 アーム4の揺動軸芯O1 からワイヤ1の作用位置A1までの距離R1 とワイヤ2の作用位置A2 までの距離R2 とが異なり,上記ワイヤ1,2に掛かる張力T1 ,T2 の差により該ワイヤ1,2に添接させたプーリ9a ,9b を支持するセンサビーム7にアーム4の揺動軸芯回りに作用するトルクτa に比例したモーメントMが生ずるように,該プーリ9a ,9b の支持支点O2 から上記ワイヤ1の添接位置A10までの距離L1 に対する上記ワイヤ2の添接位置A20までの距離L2 の比と上記距離R1 に対する上記距離R2 の比とを等しくし,上記モーメントMを測定することによって上記トルクτa を的確に検出することができるようにした。
請求項(抜粋):
揺動自在に配備された揺動部材とアクチュエータとの間に第1,第2の条体を張設し,上記アクチュエータにて上記第1,第2の条体を操作して上記揺動部材を揺動させる際に該第1,第2の条体に掛かる張力の差に基づいて該揺動部材の揺動軸芯回りに作用するトルクτa を検出するようにしたトルク検出装置において,上記揺動部材の揺動軸芯から上記第1の条体の作用位置までの距離R1 と上記第2の条体の作用位置までの距離R2とを異ならせると共に,上記第1,第2の条体に掛かる張力の差により該第1,第2の条体に添接させた検出媒体に上記トルクτa に比例したモーメントMが生ずるように,該検出媒体の支点から上記第1の条体の添接位置までの距離L1 に対する上記第2の条体の添接位置までの距離L2 の比と上記距離R1 に対する上記距離R2 の比とを等しくしたことを特徴とするトルク検出装置。
IPC (2件):
前のページに戻る