特許
J-GLOBAL ID:200903003655099721

ブロック共重合体組成物、その水添物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  大賀 眞司 ,  大貫 敏史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-288488
公開番号(公開出願番号):特開2009-114309
出願日: 2007年11月06日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】本発明はスチレン系樹脂ブレンド射出成形物とした際の耐衝撃性と剛性が良好で、射出成形物の射出方向と射出直角方向の成形収縮率が較的均等なブロック共重合体組成物又はその水添物の製造方法を提供することにある。【解決手段】ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなるブロック共重合体組成物又はその水添物の製造方法であって、該組成物がピーク分子量の異なる成分(a)と3官能以上の多官能カップリング剤で結合された成分(b)から構成され、重合途中にカップリング剤を重合活性末端数より少ない化学量論数の量を添加して成分(b)を生成した後、重合反応を続けることにより成分(a)を生成させる製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ビニル芳香族炭化水素の含有量が10〜55重量%および共役ジエンの含有量が45〜90重量%とからなり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測定によるピーク分子量が1万〜25万である成分(a)を20〜80重量%、および3官能以上の多官能カップリング剤で結合され、かつそのピーク分子量が3万〜35万の範囲に各々少なくとも1つ存在する成分(b)を80〜20重量%含有するブロック共重合体組成物又はその水添物の製造方法において、 全ビニル芳香族炭化水素の添加量が10〜55重量%で全共役ジエンの添加量が45〜90重量%であり、(i)ビニル芳香族炭化水素または(ii)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとをリビングアニオン重合法により(共)重合させつつある重合反応系中に、3官能以上の官能基数を有するカップリング剤を重合活性末端数より少ない化学量論数の量を一括添加して、または分割添加して、重合活性末端の一部を失活させることにより前記成分(b)を生成させておき、この後(i)ビニル芳香族炭化水素の該重合反応系中にさらに共役ジエンまたは共役ジエンとビニル芳香族炭化水素を追加添加し、あるいは(ii)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとの該重合反応系中に共役ジエンおよび/またはビニル芳香族炭化水素を追加添加し、または追加添加せずに、重合反応を続けることにより前記成分(a)を生成させることを特徴とするブロック共重合体組成物又はその水添物の製造方法。
IPC (1件):
C08F 297/04
FI (1件):
C08F297/04
Fターム (24件):
4J026HA06 ,  4J026HA15 ,  4J026HA26 ,  4J026HA32 ,  4J026HA39 ,  4J026HA49 ,  4J026HB06 ,  4J026HB15 ,  4J026HB26 ,  4J026HB32 ,  4J026HB39 ,  4J026HB45 ,  4J026HB48 ,  4J026HC06 ,  4J026HC15 ,  4J026HC20 ,  4J026HC26 ,  4J026HC32 ,  4J026HC39 ,  4J026HC47 ,  4J026HC49 ,  4J026HE02 ,  4J026HE03 ,  4J026HE06
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (7件)
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