特許
J-GLOBAL ID:200903003656652246

シェル形針状ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-279621
公開番号(公開出願番号):特開2002-089550
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 シェル形針状ころ軸受では、防炭に多くの手間を必要とし、防炭が不十分であった場合には、鍔部を後曲げ加工する際に外輪に割れが発生するおそれがあり、防炭部分は強度的に不十分である。【解決手段】 外輪2を形成する際、同時に鍔部7を形成し、鍔部7を含めて外輪2全体に焼き入れ加工を施して硬化させ、保持器4に針状ころ3を保持させた状態でころ装着部2aに装着し、シール部材8を鍔部7と保持器4の側部との間に配置するようにする。鍔部7となる部分には防炭を施すか焼鈍しとして未硬化部分としておくことで後曲げ加工する場合に比べて鍔部7の剛性が向上し、また防炭を施す手間を省くことができ、後曲げ加工がないので、外輪2に割れが発生するのを防止できる。
請求項(抜粋):
外輪の内周面に沿って配置される複数個の針状ころが環状の保持器で保持された状態で外輪のころ装着部に装着され、前記保持器がころ装着部から抜け出るのを防止するための抜け止め手段が、外輪のころ挿入側に設けられ、この抜け止め手段は、外輪のころ挿入側に一体的に形成されて外輪を硬化する際に同時に硬化されるとともに軸心に向けて外輪外側に傾斜する環状の鍔部と、この鍔部と保持器の側部との間のシール装着部に装着される環状のシール部材とを備え、前記鍔部の内径はシール部材の外径に対して小さく設定され、前記シール部材は、前記保持器の側部から鍔部の裏面に渡るようにシール装着部に装着される弾性変形可能な芯金を有したことを特徴とするシェル形針状ころ軸受。
IPC (3件):
F16C 19/46 ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/78
FI (3件):
F16C 19/46 ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/78 E
Fターム (19件):
3J016AA02 ,  3J016BB02 ,  3J016CA03 ,  3J101AA14 ,  3J101AA24 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA34 ,  3J101BA54 ,  3J101BA56 ,  3J101BA57 ,  3J101BA73 ,  3J101DA02 ,  3J101FA04 ,  3J101FA44 ,  3J101GA14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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