特許
J-GLOBAL ID:200903003666375011

食品包装用ストレッチシュリンクフィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240968
公開番号(公開出願番号):特開平10-058626
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 優れた防曇性を有し、製造から長期間経っても、収縮後の透明性が優れ、また包装物の開封が容易である多層ポリエチレン系ストレッチシュリンクフィルムを提供する。【解決手段】 芯層の組成が、特定の線状低密度ポリエチレン70重量%、特定の線状低密度ポリエチレン30重量%及び界面活性剤組成物1.15重量%(ポリマー成分に対する添加量)からなり、最内層及び最外層の組成が、高圧法ポリエチレン30重量%、特定の線状低密度ポリエチレン20重量%、エチレン-α-オレフィン共重合体50重量%及び界面活性剤組成物1.15重量%(ポリマー成分に対する添加量)からなる、三層の未延伸フィルムを得る。これをチューブラーニ軸延伸装置に導き、面積延伸倍率20倍に延伸し、三層のストレッチシュリンクフィルムを得た。
請求項(抜粋):
中間層が下記(A)の線状低密度ポリエチレンと下記(D)の線状低密度ポリエチレンを主成分とし、最内層及び最外層が下記(B)の高圧法ポリエチレン15〜50重量%と下記(C)のエチレン-α-オレフィン共重合体60〜20重量%と下記(D)の線状低密度ポリエチレンを主成分とし、下記(D)の線状低密度ポリエチレンは各層に対しての30重量%未満とし、全層に対して10〜30重量%添加した組成物からなり、少なくとも1層以上に下記に示す(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)からなる特定の界面活性剤組成物を0.5〜3.0重量%配合し、中間層の厚みが全層の60%以上であり、最内層及び最外層の厚みがそれぞれ1μm以上であることを特徴とする食品包装用ストレッチシュリンクフィルム。(A)密度が0.915〜0.935g/cm3 、メルトインデックス(以下MIと略す)が、0.1〜1.5g/10分であり、又、示差走査熱量計(以下、DSCと略す)による融点測定において、190°Cにおいて30分保持後降温速度10°C/分で20°Cまで降温し、その後昇温速度10°C/分で昇温するとき得られる融解曲線のメインピーク温度(融点)が121°C以上にあり、且つ、融解熱量が120〜150mJ/mgの範囲にある線状低密度ポリエチレン。(B)密度が0.917〜0.935g/cm3 、MIが0.3〜7.0g/10分の高圧法ポリエチレン。(C)密度が0.870〜0.900g/cm3 、MIが0.1〜20g/10分、又、DSCによる融点測定において、190°Cにおいて30分保持後降温速度10°C/分で20°Cまで降温し、その後昇温速度10°C/分で昇温するとき得られる融解曲線のメインピーク温度(融点)が50〜100°Cのエチレン-α-オレフィン共重合体。(D)密度が0.890〜0.920g/cm3 、MIが0.3〜7.0g/10分であり、又、DSCによる融点測定において、190°Cにおいて30分保持後降温速度10°C/分で20°Cまで降温し、その後昇温速度10°C/分で昇温するとき得られる融解曲線のメインピーク温度(融点)が112°C以上であり、且つ、融解熱量が75〜130mJ/mgの範囲にある線状低密度ポリエチレン。(イ)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル :混合比10〜30重量%(ロ)ポリオキシエチレンアルキルアミン :混合比20〜45重量%(ハ)ポリオキシエチレンアルキルエーテル :混合比10〜30重量%(ニ)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル:混合比10〜30重量%
IPC (4件):
B32B 27/32 ,  B32B 27/32 103 ,  B32B 27/00 ,  B65D 65/40
FI (4件):
B32B 27/32 E ,  B32B 27/32 103 ,  B32B 27/00 H ,  B65D 65/40 C
引用特許:
出願人引用 (6件)
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