変速機の回転体支持構造

発明者： , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：菊谷公男 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-242552
公開番号（公開出願番号）：特開平9-060714
出願日： 1995年08月28日
公開日（公表日）： 1997年03月04日
要約：

【要約】【課題】支持壁部25とクラッチドラム14の間の空間に潤滑用のオイルを供給して、サイドカバー11側のシールリング16Sを外側から潤滑する。【解決手段】支持壁部25と一体に形成された軸状部21の外周面にスリーブ16を被せる。スリーブ16には、円周油溝16Aを挟んで一対のシールリング16Sが嵌め込まれる。軸状部21の外周面と先端面に連続的に形成した溝にスリーブ16で蓋をすることにより、油路構造29を構成する。主軸13の油路13Aから油路孔13Bを通じて放出空間28に供給されたオイルの一部が、油路構造29に流れ込み、支持壁部25とクラッチドラム14の間の空間に移送される。

請求項（抜粋）：

外周側を変速機の筐体に固定されて径方向に起立した支持壁部と、前記支持壁部に設けられ、軸方向へ円柱状に突出した回転体支持部と、前記回転体支持部の外周に設けられた円周油溝の両側に配置された一対のシールリングと、前記回転体支持部の突出した先端側に配置されて、前記変速機の内部の潤滑油供給油路から放出されたオイルにより潤滑される軸受け装置とを有し、前記変速機の1つの回転要素の中心側に形成した筒状の被支持部が、前記シールリングによって前記円周油溝を封止した状態で前記回転体支持部の回りで回転可能に支持される変速機の回転体支持構造において、前記回転体支持部の前記軸受け装置側から前記外周面の前記支持壁部に近接した位置に達する油路構造を設けて、前記潤滑油供給油路から放出され、前記軸受け装置を潤滑するオイルの少なくとも一部を前記支持壁部に近接する空間に導くことを特徴とする変速機の回転体支持構造。

引用特許：

出願人引用 (6件)

特開平4-366057
特開昭61-045137
特開平2-129443

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審査官引用 (7件)

特開平4-366057
特開平4-366057
特開昭61-045137

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