特許
J-GLOBAL ID:200903003699134192

リチウム二次電池の注液方法およびその注液装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-267789
公開番号(公開出願番号):特開2008-091065
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】注液ノズル内に電解液の液膜が生じるのを効果的に防止しながらも、電池ケース内での電解液の吸液速度に適応するように注液ノズル内の流量を抑制して注液できるリチウム二次電池の注液方法およびその注液方法を忠実に具現化した注液装置を提供する。【解決手段】電池ケース29内を所定の真空度に真空引きし、所定量の有機電解液を注入した注液ホッパー11の一時貯液室12を電池ケース29内の圧力に対し所定値だけ高い圧力差が生じる真空度に真空引きし、注液ホッパー11の注液口11aを開いて一時貯液室12の有機電解液を圧力差により注液口11aおよび注液ノズル18を介して電池ケース29内に注液する。注液ノズル18として、有機電解液の表面張力による液膜が生じない内径φ2を有し、且つ有機電解液の極板群30への含浸速度に適応する有機電解液の流量を設定する流量抑制部材53が内壁面に設けられたものを用いる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
電池ケース内を所定の真空度に真空引きする工程と、 所定量の有機電解液を注入した注液ホッパー内の一時貯液室を前記電池ケース内の圧力以上の圧力の真空度に真空引きする工程と、 前記注液ホッパーの注液口を開いて前記一時貯液室内の前記有機電解液を前記圧力差により前記注液口およびこれに連接された注液ノズルを介して前記電池ケース内に注液する工程とを有し、 前記電池ケース内に注液ノズルを介して有機電解液を注液する工程において、前記注液ノズルとして、有機電解液の表面張力による液膜が生じない内径を有し、且つ有機電解液の極板群への含浸速度に適応する有機電解液の流量を設定する流量抑制部材が内壁面に設けられたものを用いることを特徴とするリチウム二次電池の注液方法。
IPC (1件):
H01M 2/36
FI (1件):
H01M2/36 101H
Fターム (12件):
5H023AA03 ,  5H023BB05 ,  5H023BB10 ,  5H023CC01 ,  5H023CC23 ,  5H023CC24 ,  5H023CC30 ,  5H029AJ14 ,  5H029CJ13 ,  5H029CJ30 ,  5H029HJ04 ,  5H029HJ12
引用特許:
出願人引用 (3件)

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