特許
J-GLOBAL ID:200903003700411278

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099020
公開番号(公開出願番号):特開平10-287262
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 エンジン始動時に中立位置が未検出でも直ちに、操舵角に応じた挙動制御が可能となるようにし、この際、ハンチングの発生もないようにする。【解決手段】 算出部20は、センサ16の信号に基づく中立位置の検出が未だの間、操舵角の検出が不能故に、エンジン停止時の操舵角記憶値と、エンジン始動後のセンサ16からのパルス数の累積値から算出した操舵量とを加算して操舵角推定値を求める。算出部30は操舵角推定値を基に目標ヨーレートを算出し、算出部40は、センサ14のヨーレート検出値と目標ヨーレートとの偏差に応じて、目標ヨーレートの実現の各車輪の目標制動力を求め、アクチュエータ5を介して各車輪の目標制動力を達成する。よって、エンジン始動時に中立位置が未検出でも直ちに、操舵角に応じた挙動制御が可能となると共に、目標ヨーレートの算出に車両挙動の検出が必要がなく、ハンチングを発生することもない。
請求項(抜粋):
少なくともステアリングホイールの中立位置からの操舵角検出値を入力情報として車両挙動の目標値を演算し、この車両挙動目標値および車両挙動実測値の間における挙動偏差に応じ車両の挙動制御を行うようにした車両の挙動制御装置において、ステアリングホイールの中立位置が未検出で、該中立位置を基準とした操舵角の検出ができない間、前記操舵角検出値に代え、推定して求めた操舵角推定値に基づき前記車両挙動目標値を演算するよう構成したことを特徴とする車両の挙動制御装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  G01B 21/22 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  G01B 21/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 操舵角検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-276557   出願人:トヨタ自動車株式会社

前のページに戻る