特許
J-GLOBAL ID:200903003735266815

熱可塑性樹脂成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-176171
公開番号(公開出願番号):特開平8-118387
出願日: 1995年07月12日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】プレス成形法の利点をそのまま活かし、表面にウェルドラインが発生することのない外観の良好な成形体を、ハイサイクルで製造する。【解決手段】金型にキャビティ面に開口する開閉自在の樹脂注入ゲートを2個以上有し、かつ各樹脂注入ゲートの注入量および注入タイミングを制御する機構を有する金型を用いる。開放状態にある雌雄両金型間に、一部の注入ゲートより、供給全溶融樹脂量の内の一部を供給する。次いで両金型を、キャビティクリアランスが最終製品厚以下で型締して、溶融樹脂をキャビティ内に押し広げる。更に溶融樹脂の流動先端が、隣接する他の注入ゲートを通過した時点で、他の注入ゲートより残余の樹脂量の内の一部を供給する。キャビティクリアランスが最終製品厚になるまでに、以上の工程を繰り返し、溶融樹脂の供給を完了する。しかる後キャビティクリアランスが最終製品厚になるまで加圧型締する。
請求項(抜粋):
雌雄一対の金型からなり、そのいずれかの金型にキャビティ面に開口する開閉自在の樹脂注入ゲートを2個以上有し、かつ各樹脂注入ゲートの注入樹脂量および樹脂の注入タイミングを制御する機構を有する金型を用い、熱可塑性樹脂を以下の工程で成形することからなる熱可塑性樹脂成形体の製造方法。1)開放状態にある雌雄両金型間に、キャビティ面に開口する全樹脂注入ゲートの内の一部の樹脂注入ゲートより、供給全溶融状熱可塑性樹脂量の内の一部を供給する工程。2)雌雄両金型を、キャビティクリアランスが最終製品厚にならないように型締して、供給した溶融状樹脂をキャビティ内に押し広げる工程。3)押し広げられた溶融状樹脂の流動先端が、隣接する他の樹脂注入ゲートを通過した時点で、当該他の樹脂注入ゲートより残余の溶融状熱可塑性樹脂量の内の一部を供給する工程。4)雌雄両金型間のキャビティクリアランスが最終製品厚になるまでに、上記2)〜3)の工程を繰り返し、溶融樹脂の供給を完了する工程。5)キャビティクリアランスが最終製品厚になるまで加圧型締し、冷却、固化させる工程。
IPC (8件):
B29C 43/34 ,  B29C 33/18 ,  B29C 43/18 ,  B29C 43/36 ,  B29C 43/58 ,  B29K101:12 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
引用特許:
審査官引用 (15件)
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