特許
J-GLOBAL ID:200903003801598727

ゲートバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086719
公開番号(公開出願番号):特開平10-227365
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】構造が簡素化されて安価であり、弁体の動きがスムーズで高速であり、弁体を傾動させる力が強く開口部のシール性を向上させることができるゲートバルブを提供する。【解決手段】開口部50を密封可能な弁体2と、弁体2が固定された弁ロッド6と、弁ロッド6の他端部に回転自在に設けられたローラ24と、ローラ24を弁ロッド6が直動する際にローラ24を保持する第1保持部22aと、弁ロッド6を傾斜させる傾斜面22bと、弁ロッド6が所定の角度まで傾斜するとローラ24を保持する第2保持部22cとを有するローラ受け部材22と、ローラ受け部材22を直動させる駆動手段と、弁体2が開口部50を閉じる所定の位置で弁ロッドの直動を規制するストッパ18とを有するゲートバルブ1とした。
請求項(抜粋):
気密室内に設けられ当該気密室の開口部を開閉可能でかつ前記開口部に対して傾動することにより当該開口部を密封可能な弁体と、一端部に前記弁体が固定され、直動および傾動可能に保持され、前記気密室内から気密室外に突出するようにかつシーリング手段によって前記気密室の気密状態を保つように設けられた弁ロッドと、前記弁ロッドと連結され当該弁ロッドを傾動させる傾動機構と、前記傾動機構を介して前記弁ロッドと連結され、前記弁ロッドの直動および傾動に必要な駆動力を供給する駆動手段とを有するゲートバルブであって、前記傾動機構は、前記弁ロッドの他端部に回転自在に設けられたローラと、前記弁ロッドの他端部に対向して設けられ、前記ローラを保持可能で前記弁ロッドが前記開口部を開閉する方向に直動する際に前記ローラを保持する第1の保持部と、この第1の保持部に連続し前記ローラと係合可能で当該ローラと係合することにより前記弁ロッドを傾斜させる傾斜面と、この傾斜面と連続し前記ローラを保持可能で前記弁ロッドが所定の角度まで傾斜すると当該ローラを保持する第2の保持部とが形成され、前記駆動手段によって直動されるローラ受け部材と、前記弁体が前記開口部を閉じる所定の位置で前記弁ロッドの直動を規制し、かつ前記ローラの前記ローラ受け部材の第1の保持部による保持状態を解除させる規制手段とを有し、前記ローラ受け部材を前記弁体が前記開口部を開いた状態から閉じる方向に直動させた際に、当該ローラ受け部材は、前記第1の保持部で前記ローラを保持した状態で前記弁ロッドを前記所定の位置まで直動し、さらに前記ローラ受け部材が直動すると、前記ローラの前記第1の保持部からの保持状態が解除され、当該ローラが前記傾斜面と係合して前記弁ロッドが傾動することにより前記開口部を密封し、前記弁ロッドが所定の角度まで傾斜すると当該ローラが前記第2の保持部によって保持されるゲートバルブ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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