特許
J-GLOBAL ID:200903003810933040
指向性集音装置、指向性集音方法、及びコンピュータプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-147043
公開番号(公開出願番号):特開2007-318528
出願日: 2006年05月26日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】複数の方向に存在する音源からの音声、雑音等を含む音声信号が入力された場合、多数のマイクロホンを設置する必要がなく、簡易な構成により所定の方向の音源が発する音声信号を強調して周囲の雑音を抑制することができる指向性集音装置、指向性集音方法、及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】複数方向に存在する音源からの音入力を受け付け、周波数軸上の信号に変換する。変換された周波数軸上の信号を抑制する抑制関数を算出し、算出された抑制関数を元の信号の周波数軸上の信号の振幅成分に乗算して、変換された周波数軸上の信号を補正する。変換された各周波数軸上の信号の位相成分を同じ周波数ごとに算出し、位相成分の差分を算出する。算出された差分に基づいて、所定の方向に音源が存在する確率を示す確率値を特定し、特定された確率値に基づいて、所定の方向の音源以外の音源からの音入力を抑制する抑制関数を算出する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
複数方向に存在する音源からの音入力を受け付けて、時間軸上の信号に変換する複数の音声受付部と、
各時間軸上の信号を周波数軸上の信号に変換する信号変換部と、
変換された周波数軸上の信号を抑制する抑制関数を算出する抑制関数算出部と、
算出された抑制関数を元の信号の周波数軸上の信号の振幅成分に乗算して、変換された周波数軸上の信号を補正する信号補正部と、
補正された周波数軸上の信号を時間軸上の信号に復元する信号復元部と
を備え、所定の方向の音源以外の音源からの音入力を抑制する指向性集音装置において、
前記信号変換部にて変換された各周波数軸上の信号の位相成分を同じ周波数ごとに算出する位相成分算出部と、
該位相成分算出部で算出された周波数軸上の信号間の位相成分の差分を算出する位相差分算出手段と、
該位相差分算出部で算出された位相成分の差分に基づいて、所定の方向に音源が存在する確率を示す確率値を特定する確率値特定部と
を備え、
IPC (4件):
H04R 3/00
, G10L 15/28
, G10L 15/20
, G10L 21/02
FI (6件):
H04R3/00 320
, G10L15/28 400
, G10L15/20 370E
, G10L21/02 201C
, G10L21/02 101B
, G10L21/02 102A
Fターム (3件):
5D015DD02
, 5D015EE05
, 5D020BB04
引用特許:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (2件)
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雑音キャンセル式マイクロホンアレイ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-197129
出願人:アレグザンダー・ゴールディン
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集音装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-168158
出願人:松下電器産業株式会社
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