特許
J-GLOBAL ID:200903003814329814

変調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮島 明 ,  土屋 繁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-241085
公開番号(公開出願番号):特開2009-071785
出願日: 2007年09月18日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】スイッチ回路を用いた変調器では、このスイッチ回路後段の容量成分により変調波形振幅の変動を引き起こしていた。変調波形の振幅情報が重要な場合に、この振幅変動はノイズとして情報検出を阻害する大きな要因である。【解決手段】本発明の変調回路は、スイッチ回路と加減算回路との間にフローティング抑制バッファ回路を設け、スイッチ回路の導通時に加減算回路の電流が前段回路に影響を与えるのを防ぎ、スイッチ回路の遮断時に加減算回路の入力電圧を定電圧にできる。スイッチ回路が遮断された側の加減算回路の入力電圧を定電圧にできるため、不要な直流電圧成分が加算されることのない正常な変調波形を出力できるようになり、波高値の変動を防ぐことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の振幅情報を有する第1の入力信号を2つに分離して、それぞれを入力する第1のスイッチ回路および第2のスイッチ回路と、 所定の周波数情報を有する第2の入力信号を入力し、その周波数情報に基づいて前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路を導通または遮断するスイッチ切換制御回路と、 前記スイッチ切換制御回路の動作によって生成された前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路の出力信号を入力するオペアンプで構成された加減算回路と、 を有し、 前記第1の入力信号の振幅情報はそのままに、前記第1の入力信号と前記第2の入力信号とから得られる新たな周波数を有する出力信号を出力する変調回路において、 前記第1のスイッチ回路の出力端子と前記加減算回路の一方の入力端子との間に第1のフローティング抑制バッファ回路を設け、 前記第2のスイッチ回路の出力端子と前記加減算回路の他方の入力端子との間に第2のフローティング抑制バッファ回路を設け、 前記第1のフローティング抑制バッファ回路は、第1の定電圧発生手段と第1のバッファアンプとを直列に接続し、 前記第2のフローティング抑制バッファ回路は、第2の定電圧発生手段と第2のバッファアンプとを直列に接続し、 前記第1の定電圧発生手段および前記第2の定電圧発生手段は、前記第1のスイッチ回路または前記第2のスイッチ回路が遮断したときに、前記第1、第2のバッファアンプの入力端子が電気的にフローティング状態にならないように、それぞれ第1の定電圧と第2の定電圧とを発生することを特徴とする変調回路。
IPC (2件):
H03C 1/54 ,  H03K 17/00
FI (2件):
H03C1/54 A ,  H03K17/00 D
Fターム (25件):
5J002AA06 ,  5J002BB11 ,  5J002BB12 ,  5J002BB13 ,  5J002BB22 ,  5J002BB36 ,  5J002FF06 ,  5J055AX22 ,  5J055BX17 ,  5J055CX24 ,  5J055DX22 ,  5J055DX53 ,  5J055DX55 ,  5J055DX73 ,  5J055DX83 ,  5J055EY21 ,  5J055EZ07 ,  5J055EZ12 ,  5J055EZ37 ,  5J055FX05 ,  5J055FX12 ,  5J055FX17 ,  5J055FX35 ,  5J055GX01 ,  5J055GX02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 二重平衡変調器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-109747   出願人:沖電気工業株式会社
  • 半導体集積回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-225232   出願人:三菱電機株式会社
  • 音声信号処理回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-260130   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (3件)
  • 二重平衡変調器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-109747   出願人:沖電気工業株式会社
  • 半導体集積回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-225232   出願人:三菱電機株式会社
  • 音声信号処理回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-260130   出願人:三菱電機株式会社

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