特許
J-GLOBAL ID:200903003820718598

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-059791
公開番号(公開出願番号):特開2001-352763
出願日: 2001年03月05日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 電圧レベル非変換モ-ド、降圧モ-ド、昇圧モ-ドを選択的に得ることができる電圧変換装置の低コスト化及び力率改善が要求されている。【解決手段】 第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の直列回路、第3及び第4のスイッチQ3 、Q4 の直列回路、第5及び第6のスイッチQ5 、Q6 の直列回路、及びコンデンサCを互いに並列に接続する。交流入力端子4を第1のインダクタL1 を介して第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の相互接続点4に接続する。第5及び第6のスイッチQ5 、Q6 の相互接続点10と交流出力端子6との間に第2のインダクタL2 を接続する。第3及び第4のスイッチQ3 、Q4 の相互接続点9を共通端子5に接続する。出力電圧V0 を入力交流電圧Vinと同じくする非変換モード、V0 をVinよりも低くする降圧モード、V0 をVinよりも高くする昇圧モードを得るために第1〜第6のスイッチQ1 〜Q6 の制御を切換える。第3及び第4のスイッチQ3,Q4を高い周波数でオン・オフして力率を改善する。
請求項(抜粋):
交流電源(3)から供給された正弦波交流入力電圧(Vin)を異なるレベルの交流出力電圧(V0)に変換する機能及び力率改善機能を有し、前記交流出力電圧(V0)を負荷(11)に供給する電力変換装置であって、前記交流電源(3)の一端を接続するための交流入力端子(4)と、前記負荷(11)の一端を接続するための交流出力端子(6)と、前記交流電源(3)の他端及び前記負荷(11)の他端を接続するための共通端子(5)と、制御可能な第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)が直列に接続された第1の直列回路と、制御可能な第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)が直列に接続された回路であり且つ前記第1の直列回路に対して並列に接続された第2の直列回路と、制御可能な第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)が直列に接続された回路であり且つ前記第1及び第2の直列回路に対して並列に接続された第3の直列回路と、前記第1、第2及び第3の直列回路に対して並列に接続されたコンデンサ(C)と、インダクタンス手段と前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6のスイッチ(Q1,Q2、Q3,Q4Q5,Q6)を制御するための制御手段(2)とから成り、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)の相互接続点(8)が前記交流入力端子(4)に接続され、前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)の相互接続点(9)が前記共通端子(5)に接続され、前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)の相互接続点(10)が前記交流出力端子(6)に接続され、前記インダクタンス手段は、前記交流入力端子(4)と前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)の相互接続点(8)との間に接続された第1のインダクタ(L1)と前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)の相互接続点(10)と前記交流出力端子(6)との間に接続された第2のインダクタ(L2)と前記第3及び第4のスイッチ(Q3、Q4)の相互接続点(9)と前記共通端子(5)との間に接続された第3のインダクタ(L3)とからなる3つのインダクタから任意に選択された少なくとも2つから成り、前記制御手段(2)は、前記交流入力端子(4)又は前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)の相互接続点(8)と前記共通端子(5)との間の第1の電圧(Vin又はVconv)と前記交流出力端子(6)又は前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)の相互接続点(10)と前記共通端子(5)との間の第2の電圧(Vo又はVinv)とをほぼ等しくする第1のモードの時に、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)と前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)とを前記交流入力電圧(Vin)の周期でオン・オフ制御し、且つ前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)を前記交流入力電圧(Vin)の周期よりも短い周期でオン・オフ制御する第1の機能と、前記第2の電圧(Vo又はVinv)を前記第1の電圧(Vin又はVconv)よりも低くする第2のモードの時に、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)を前記交流入力電圧(Vin)の周期でオン・オフ制御し、且つ前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)と前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)とを前記交流入力電圧(Vin)の周期よりも短い周期でオン・オフ制御する第2の機能と、前記第2の電圧(Vo又はVinv)を前記第1の電圧(Vin又はVconv)よりも高くする第3のモードの時に、前記第1及び第2のスイッチ(Q1,Q2)と前記第3及び第4のスイッチ(Q3,Q4)とを前記交流入力電圧(Vin)の周期よりも短い周期でオン・オフ制御し、且つ前記第5及び第6のスイッチ(Q5,Q6)を前記交流入力電圧(Vin)の周期でオン・オフ制御する第3の機能とからなるの3つの機能の内の少なくとも2つの機能を有していることを特徴とする電力変換装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/538
FI (3件):
H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 Y ,  H02M 7/538 A
Fターム (10件):
5H007AA02 ,  5H007CA02 ,  5H007CB17 ,  5H007CC12 ,  5H007DA06 ,  5H007DB02 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007EA09 ,  5H007EA13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287279   出願人:サンケン電気株式会社
審査官引用 (1件)
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287279   出願人:サンケン電気株式会社

前のページに戻る