特許
J-GLOBAL ID:200903003842797173

天然ガス液化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小野 新次郎 ,  社本 一夫 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  野矢 宏彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-037799
公開番号(公開出願番号):特開2009-174849
出願日: 2009年02月20日
公開日(公表日): 2009年08月06日
要約:
【課題】従来プロセスよりもかなり少ないエネルギーでメタンより重い炭化水素類を主に含む液体ストリームを製造すると同時に天然ガスを液化するためのプロセスを提供する。【解決手段】本プロセスにおいて、液化すべき天然ガスストリームを部分的に冷却し、中間圧力に膨張させて、蒸留カラムに供給する。この蒸留カラムからの底部生成物は、液化天然ガスの純度を下げるかもしれないメタンよりも重い全ての炭化水素の大部分を含むのが好ましい。蒸留カラムからの残存ガスストリームを圧縮して高い中間圧力とし、加圧下で冷却して凝縮させ、膨張させて低圧として、液化天然ガスストリームを形成させる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
メタンとメタンより重質の炭化水素成分とを含有する天然ガスストリームの液化装置であって、 (a)前記天然ガスストリームを受容しこれを加圧下で冷却してその少なくとも一部を凝縮させて凝縮ストリームを形成するために協働的に連結させた一つ以上の第一の熱交換手段;及び (b)前記凝縮ストリームを受容しこれを膨張させて低圧とし、前記液化天然ガスストリームを形成するために前記第一の熱交換手段に連結させた第一の膨張手段がある前記装置において、前記装置が: (1)前記天然ガスストリームを受容し、加圧下で冷却するために協働的に連結させた一つ以上の第二の熱交換手段; (2)前記冷却化天然ガスストリームを受容し膨張させて前記中間圧力とするために前記第二の熱交換手段に連結させた第二の膨張手段; (3)前記膨張させた冷却化天然ガスストリームを受容するために連結させた蒸留カラム、ここで前記蒸留カラムは、前記メタンの大部分と軽質成分とを含有する揮発性残渣ガス画分と、前記メタンより重質の炭化水素の大部分を含有する比較的揮発性の低い画分とに前記ストリームを分離するように適合されている; (4)前記揮発性残渣ガス画分を受容するように前記蒸留カラムに連結させた前記第一の熱交換手段、ここで前記第一の熱交換手段は前記残渣ガス画分を加圧下で冷却してその少なくとも一部を凝縮させるように適合されている; (5)前記凝縮部分を受容し、それを少なくとも二つの部分に分割し、それによって前記凝縮ストリームと液体ストリームとを形成するための前記第一の熱交換手段に連結させた分割手段、ここで前記分割手段はさらに前記蒸留カラムに連結させて前記液体ストリームを蒸留カラムへの上部供給材料として蒸留カラムに方向付けられている;及び (6)前記蒸留カラムへの前記供給材料ストリームの量と温度とを制御してある温度に前記蒸留カラムの塔頂部温度を保持するように適合させた制御手段、これによって前記メタンより重質の炭化水素成分の大部分が比較的揮発性の低い画分に回収される ことを含むことを改良点とする。
IPC (3件):
F25J 1/00 ,  C10L 3/06 ,  F25J 3/02
FI (3件):
F25J1/00 B ,  C10L3/00 A ,  F25J3/02 B
Fターム (7件):
4D047AB08 ,  4D047BA02 ,  4D047CA06 ,  4D047CA11 ,  4D047CA17 ,  4D047DA08 ,  4D047EA00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 天然ガスの液化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-261969   出願人:コンパニイ・フランセーズ・デテュード・エ・ド・コンストリュクシオン“テクニップ”
  • 特開昭54-072203
審査官引用 (2件)
  • 天然ガスの液化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-261969   出願人:コンパニイ・フランセーズ・デテュード・エ・ド・コンストリュクシオン“テクニップ”
  • 特開昭54-072203

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