特許
J-GLOBAL ID:200903003870037575

助手席用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-283906
公開番号(公開出願番号):特開平10-129379
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 バッグ全体としての膨出速度を適正範囲内で低下させつつ、乗員がバッグに当接した際に乗員がバッグから受ける反力を低下させる。【解決手段】 エアバッグケース12とディフューザ44との間には、第1間隙部74、第2間隙部76、第3間隙部78が形成されている。一方、バッグ46は、バッグ本体部46B、前側バッグ端末部46C、後側バッグ端末部46Dを備えている。そして、第1間隙部74にはバッグ本体部46Bを、第2間隙部76には前側バッグ端末部46Cを、第3間隙部78には後側バッグ端末部46Dを配置した。従って、バッグ膨張初期に前側バッグ端末部46C及び後側バッグ端末部46Dに抵抗力が作用するので、膨出速度が低下すると共にバッグ46を固く折る必要もなくなり乗員が受ける反力も低下する。
請求項(抜粋):
車両のインストルメントパネルにおける助手席側の頂部に展開可能に設けられたエアバッグカバーと、このエアバッグカバーの下方に配置され当該エアバッグカバーによって閉塞されるエアバッグケースと、このエアバッグケース内に配置され衝突時にガスを噴出するインフレータと、このインフレータの周囲に配置され噴出されたガスを整流する整流手段と、整流手段の周囲に折り畳み状態で配置され整流手段によって整流されたガスによって膨張するバッグと、を含んで構成される助手席用エアバッグ装置であって、整流手段とエアバッグカバーとの間に設けられた第1間隙部に、バッグ本体部を配置させると共に、整流手段とエアバッグケースの前壁部及び後壁部との間にそれぞれ設けられた第2間隙部及び第3間隙部に、バッグ本体部の前端部及び後端部からそれぞれ延出された前側バッグ端末部及び後側バッグ端末部をそれぞれ挿入状態で配置させた、ことを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/16 ,  B60R 21/20
FI (2件):
B60R 21/16 ,  B60R 21/20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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