特許
J-GLOBAL ID:200903003886956481

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119243
公開番号(公開出願番号):特開平11-311317
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 変速中、フィードバック制御動作及び制御ゲインが一義的に決定されているため、変速初期において、制御ゲインが大きいとハンチングが生じ、制御ゲインが小さいと目標への収束が低下する。【解決手段】 入力軸回転数変化が安定する所定時間tIS経過後(S44)、目標回転加速度と実際の回転加速度との偏差Eを算出する(S46)。演算サイクルの1回目(n=0)、比例ゲインK1及び偏差Eに基づく比例制御動作が主に機能する(S50)。サイクルの2回目以降(n≧1)、積分ゲインK3及び偏差積分値に基づく積分制御動作が主に機能する(S51)。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸からの動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、該油圧サーボの油圧を制御する油圧制御手段と、変速の進行時に変化する実際の変化量が目標変化量に合致するように、前記油圧制御手段に制御信号を出力するフィードバック制御手段と、を備えてなる自動変速機の油圧制御装置において、前記フィードバック制御手段は、少なくとも前記目標変化量と実際の変化量との偏差及び比例ゲインに基づく比例制御動作と、上記偏差の積分値及び積分ゲインに基づく積分制御動作と、を有し、前記変速の進行の初期段階では主に前記比例制御動作を機能し、その後の変速の進行により該比例制御動作から主に前記積分制御動作が機能するように変更してなる、ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/02 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:72
引用特許:
審査官引用 (2件)

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