特許
J-GLOBAL ID:200903003900917893

情報処理システムにおけるキャッシュ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-149502
公開番号(公開出願番号):特開平8-016476
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 ライトアフタ型のキャッシュ制御装置において、ある条件下のライトミスをライトヒットに見せかけることで、実質的なライトミス正起数を減らすと共に、この条件を管理する情報(レコードのデータ長DL)をシリンダ(複数トラック)単位で記憶することで、管理情報の記憶情報量を少なくする。【構成】 前記条件:同一トラック内のレコード番号は+1の上昇順で、キー長KL=0で、少なくとも同一トラック内のレコードのDLは一定で、ビットマップ部51...(トラック単位で決まるDLがグループ単位で決まるDL(52...)と一致するか、不一致か、未認識かを表わすビット情報が、各トラック毎に書き込まれている)に書かれたビット情報が“DL一致”を示すこと。この条件を満たすときは、ライトミス(ステージングしてない)でも新データの書き込み対象レコード位置を特定でき、データ更新ができる。
請求項(抜粋):
データ処理装置と、キャッシュメモリを有する制御装置と、レコードを記憶する外部記憶装置とを具備し、更新の対象レコードがキャッシュメモリ上にステージングされているときに、データ処理装置から送られた新データにより前記対象レコードを更新して直ちにライト完了をデータ処理装置に報告し、その後更新されたデータを外部記憶装置の所定レコード位置に書き込む情報処理システムにおけるキャッシュ制御装置において、レコード内のデータ長またはレコード長を含む管理情報を記憶する管理情報記憶手段を設け、データ処理装置のレコード指定情報で指定された更新の対象レコードがキャッシュメモリ上にステージングされていないときであっても、前記管理情報及びレコード指定情報に基いて新データの書き込み位置を計算し、この書き込み位置を特定することができたときにはあたかもキャッシュメモリ上に更新の対象レコードがステージングされているものと見なして、ステージングを行なうことなくキャッシュメモリ上に新データを書き込み直ちにライト完了をデータ処理装置に報告し、その後この新データを外部記憶装置の所定レコード位置に書き込むようにしたことを特徴とする情報処理システムにおけるキャッシュ制御装置。
IPC (2件):
G06F 12/08 320 ,  G06F 3/06 302
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る