特許
J-GLOBAL ID:200903003945097188

音声の励振信号符号化・復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-167124
公開番号(公開出願番号):特開平5-019796
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 雑音符号帳の符号ベクトルを周期化することにより、合成音声の品質を向上させる。【構成】 符号駆動線形予測符号化において、適応符号帳を用いて基本周期Lを検索し、その後、雑音符号帳の検索を行うが、その符号ベクトルを周期Lで切り出し、これを1フレーム繰り返した周期化符号ベクトルとして、駆動音源ベクトルに用い、かつそのフレームにおけるパワまたは線形予測パラメータ(スペクトル包絡の傾き)から、そのフレームのピッチの周期性の程度を周期化処理個数決定部37で推定し、その推定した周期性の程度が大きい程、周期化符号ベクトルとする雑音符号帳17中の符号ベクトルの数を多くする。つまり、有声音は周期化符号ベクトルの数を多くし、無声音は周期化符号ベクトルの数を少なくする。
請求項(抜粋):
フレーム単位に、適応符号帳からの、過去の駆動音源ベクトルをピッチ周期で繰り返した時系列ベクトルと、雑音符号帳からの時系列ベクトルとで合成フィルタを駆動して音声信号を再生することを用いて入力音声を符号化する音声の励振信号符号化方法において、上記雑音符号帳の符号ベクトルを、上記ピッチ周期と対応した周期で繰り返して周期化し、現在または過去の音声の周期性の程度を推定し、その推定した周期性の程度に応じて、上記雑音符号帳の符号ベクトルの周期化の程度を、フレームごとに適応的に変更することを特徴とする音声の励振信号符号化方法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-101800

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