特許
J-GLOBAL ID:200903003968824915

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-319405
公開番号(公開出願番号):特開平11-154987
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 QPSKの信号波(変調波)を対象とした復調装置において、同期検波する際に使用する発振器の発振周波数制御の精度を向上する。【解決手段】 QPSK復調における正規位相に対する平均位相誤差を順次算出する平均位相誤差算出手段(位相誤差検出部7、メモリ部8、平均値演算部9)と、前記算出した平均位相誤差をもとに微分値を算出して平均位相誤差の変化の収束を検出し、同検出したときには第1の検出信号を出力する微分処理部10と、前記位相誤差算出手段よりの1シンボルごとの位相差それぞれの正規位相に対する分布状態が所定の分布状態になったことを検出したときには第2の検出信号を出力する位相誤差分布検出部11と、発振器3等を制御する制御部12とを設け、第1の検出信号及び第2の検出信号双方の出力があったときには制御部が前記平均位相誤差にもとづき発振周波数を制御するようにする。
請求項(抜粋):
π/2の位相差を有し、周波数が同一の2種類の正弦波信号を用いてQPSKの変調波を同期検波する同期検波回路を備えてなる復調装置において、前記同期検波により得られた相互に直交する2種類の検波出力信号をもとに、QPSK復調における正規位相に対する検波出力信号の位相差を1シンボルごとに順次検出し、同検出したシンボルの位相差それぞれをもとに平均位相誤差を順次算出する平均位相誤差算出手段と、前記位相誤差算出手段により順次算出した平均位相誤差に係るデータを蓄積し、同蓄積したデータをもとに微分値を算出することにより平均位相誤差の変化が収束するタイミングを検出し、同検出したときには第1の検出信号を出力する微分処理手段と、前記位相誤差算出手段よりの前記1シンボルごとの位相差それぞれの正規位相に対する分布状態が所定の分布状態になったことを検出したときには第2の検出信号を出力する位相誤差分布検出手段と、前記平均位相誤差算出手段、微分処理手段、位相誤差分布検出手段及び前記正弦波信号を発振する発振器とを制御する制御手段とを設け、前記第1の検出信号及び第2の検出信号双方の出力があったときには該制御手段が前記平均位相誤差にもとづき前記発振器の発振周波数を制御するようにしてなることを特徴とする復調装置。
IPC (3件):
H04L 27/22 ,  H03L 7/00 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04L 27/22 C ,  H03L 7/00 A ,  H04L 7/00 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 自動周波数制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-032533   出願人:日本電気株式会社

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