特許
J-GLOBAL ID:200903003984610364

三状態パワースイッチへの小さい入力信号の線形化のためのデジタル信号処理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-518901
公開番号(公開出願番号):特表2000-500625
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】パワースイッチの初期設定が単に三つの状態を使用するだけで達成される全デジタルスイッチング増幅器。オーバーサンプリングされた主入力パルスの立上り縁と立下り縁に小さい固定幅の二状態補償搬送波波形を加えて補償された複合波形を生成する。この補償搬送波は、スイッチ時間誤差のコモンモード消去を行うことによってパワースイッチからの出力信号を線形化する。補償搬送波の出力パルス幅の組合せを、メモリに記憶されたルックアップテーブルから入手する。変調レベルまたは変調指数に依存し、補償搬送波変調の結果として生じる高調波ひずみを補正するための補正機構を実施する。この補正機構は、オーバサンプリングされ補償された複合入力信号に、変調によって生じるひずみの逆を加える、小さい搬送波を適用するために使用した変調方式の結果生じたひずみ積をゼロにし、三状態パワースイッチのパフォーマンスを線形にする。電源両端間の短絡を防ぐように、パワースイッチの不感帯のデジタルタイミング制御によってパワースイッチHブリッジ内の個々のスイッチのターンオフとターンオンが行われるタイミングと順序の確度を保証する。パワースイッチの線形化に使用する高速クロックが、必要な不感帯タイミング遅延およびパルス幅インクリメントを生成するタイミング基準を提供する。出力ブリッジはエンハンスメントモードMOSFETを使用する。
請求項(抜粋):
入力信号を受信し、スイッチされた出力信号を供給する増幅器においてスイッチタイミング誤差を有する少なくとも一つのパワースイッチの出力を線形化する方法であって、 前記入力信号を二状態補償パルス波形を使用して変調することによって補償された複合波形を生成するステップと、 前記補償された複合波形をスイッチタイミング誤差を有する前記少なくとも一つのパワースイッチを通過させることによって前記スイッチ時間誤差のコモンモード消去を行って前記スイッチされた出力信号を供給するステップとを含む方法。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特表平6-504658
  • 特開平4-357771
  • スイッチングアンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-296003   出願人:富士通テン株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特表平6-504658
  • 特開平4-357771
  • スイッチングアンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-296003   出願人:富士通テン株式会社
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