特許
J-GLOBAL ID:200903004052589364

コンクリート柱の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-168624
公開番号(公開出願番号):特開平9-328909
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート柱に壁が付属していても、繊維強化樹脂複合材料シート自身の高い強度を十分に引き出して、補強することを可能とした補強方法にある。【解決手段】 コンクリート柱11は四角柱で、その1面と一直線に連なる2つの壁12が延設された壁付き構造に形成されている。この柱11の3面に強化繊維シート5を、壁12との隅部13を経て壁12まで至らせて貼り付け、柱11の壁側の1面に強化繊維シート6を、壁12まで至らせて貼り付ける。シート5、6の繊維配列方向は柱1の長手とは直角の方向とする。シート5、6の含浸樹脂を硬化した後、シート5、6の端部位置で壁12に貫通孔15を開け、隅部13に配置したアングル16および壁側に配置した鋼板17を介して貫通孔15に挿通したボルト18aと、その一端のナット18bにより、シート5、6の端部を両締めして固定する。
請求項(抜粋):
その周囲の面から少なくとも1つの壁が延設されたコンクリート柱の該面に沿わせて、未硬化の繊維強化樹脂複合材料シートを前記壁に及ぶ位置またはその手前の位置まで少なくとも1層に貼り付け、この繊維強化樹脂複合材料シートの硬化後、シート端部が位置するコンクリート柱または壁の部分にシート端部上から孔を開け、その孔にシート端部上から当て板を介して挿通したボルトによりシート端部を締め付けて、シート端部をコンクリート柱または壁に固定することを特徴とするコンクリート柱の補強方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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