特許
J-GLOBAL ID:200903004088387121

超短光パルス信号の分散補償方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-270383
公開番号(公開出願番号):特開2005-025103
出願日: 2003年07月02日
公開日(公表日): 2005年01月27日
要約:
【課題】分散量が未知の光パルス信号に対して、機械的・能動的な操作を用いない、処理を全受動化したリアルタイム分散補償を行う方法とその装置を提供する。【解決手段】超短光パルスはそのパルス幅が非常に短いため、空間的にAに示すようなシート状であり、この超短光パルスが回折型シリンドリカルレンズ31に入射する。このレンズ31上の各点〔P1 (1),P1 (2),P1 (3)...P1 (n)〕に入射した光は前記レンズ31により偏向されB点に向けて集光される。その後B点から再び発散し、前記レンズ31と対称に配置した回折型シリンドリカルレンズ32にて前記レンズ31への入射光と平行になるように偏向される。この時、前記レンズ31上の上記各点からB点を通り、前記レンズ32上の上記各点までにおいて距離差が生じる。超短光パルスはシート状であるため、この距離差により超短光パルスの波面に傾きが生じる。この傾きを利用し、時間補償を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
超短光パルス信号を、該超短光パルス信号に含まれる各波長の時間的変化を表す2次元空間光スペクトログラムに光のみを用いて展開し、該2次元空間光スペクトログラムを2次元変調デバイスにて直接変調し、再び光パルス信号に変換する超短光パルス信号の分散補償方法であって、分散した光パルス信号を、能動光学デバイスを用いずに、全受動的に、かつ瞬時に補償することを特徴とする超短光パルス信号の分散補償方法。
IPC (3件):
G02B26/00 ,  H04B10/02 ,  H04B10/18
FI (2件):
G02B26/00 ,  H04B9/00 M
Fターム (14件):
2H041AA21 ,  2H041AA23 ,  2H041AB24 ,  2H041AC01 ,  2H041AC04 ,  2H041AC08 ,  2H041AZ01 ,  2H041AZ06 ,  5K102AA01 ,  5K102AD01 ,  5K102KA02 ,  5K102KA33 ,  5K102PH21 ,  5K102RB00
引用特許:
出願人引用 (9件)
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