特許
J-GLOBAL ID:200903004094589640

2線式音声会議装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-101762
公開番号(公開出願番号):特開平9-289475
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 2線回線利用の音声会議装置において、ハウリングやエコーの処理を行うエコーキャンセラの制御と、残留エコーの抑圧量の制御を的確に行い、トレーニングをせずに、エコー推定を行う。【解決手段】 回線側のエコー消去回路010,011によるエコー消去前後のレベル比較,音響側のエコー消去回路003,004によるエコー消去前後のレベル比較,また、スピーカ001出力と音響エコー消去後の信号のレベル比較,回線出力信号と回線エコー消去後の信号のレベル比較により、各エコー推定手段の推定動作と、残留エコー抑圧005,006を統合的に制御する。
請求項(抜粋):
マイクロホンからの送信信号を導出する送信回路と相手装置からの受信信号をスピーカへ導出する受信回路とをハイブリッド回路を介して接続してなる2線式音声会議装置であって、前記ハイブリッド回路による前記受信信号に含まれる回線エコー成分を推定すると共に外部制御信号により活性化自在な第1のエコー推定手段と、前記ハイブリッド回路への前記送信信号に含まれる自装置の室内エコー成分を推定すると共に外部制御信号により活性化自在な第2のエコー推定手段と、前記第1のエコー推定手段により推定された前記回線エコー成分を前記受信信号から減算する第1の減算手段と、前記第2のエコー推定手段により推定された前記室内エコー成分を前記送信信号から減算する第2の減算手段と、前記第1の減算手段による回線エコー成分減算後の受信信号を増幅する第1の増幅手段と、前記第1の増幅手段の増幅出力を抑圧すると共に外部制御信号により抑圧量が変化自在な第1の抑圧手段と、前記第2の抑圧手段による室内エコー成分減算後の送信信号の残留エコーを抑圧すると共に外部制御信号により抑圧量が変化自在な第2の抑圧手段と、前記第2の減算手段による室内エコー成分減算後の送信信号を増幅して前記ハイブリッド回路の送信信号とする第2の増幅手段と、前記マイクロホンからの送信信号、前記第1及び第2の減算手段の各出力、前記第1の抑圧手段の出力、前記第2の増幅手段の出力、前記ハイブリッド回路の受信入力信号を夫々監視して前記第1及び第2のエコー推定手段の各々のための前記外部制御信号を生成し、また前記第1及び第2の抑圧手段の各々のための前記外部制御信号を生成する制御手段と、を含むことを特徴とする2線式音声会議装置。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60 ,  H04M 3/56
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60 C ,  H04M 3/56 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 拡声電話機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-250275   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭60-260235
  • 特開昭58-142641

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