特許
J-GLOBAL ID:200903004099037408

ステアリングダンパシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-372689
公開番号(公開出願番号):特開2003-170883
出願日: 2001年12月06日
公開日(公表日): 2003年06月17日
要約:
【要約】【課題】 操舵フィーリングを良好に保ちながら、操安性も維持できるステアリングダンパの減衰力調整機構を提供する。【解決手段】 コントローラCは、車速系制御信号出力部Sとハンドル系制御信号出力部Hとからなり、上記車速センサー17を車速系制御信号出力部Sに接続し、角度センサー18をハンドル系制御信号出力部Hに接続している。車速系制御信号出力部Sは車速に基づいて減衰力値DF1を生成し、ハンドル系制御信号出力部Hは、ハンドルバーの操舵角速度に基づいて減衰力値DF2あるいはDF3を生成する。通常、減衰力値DF1だけが切換手段27に入力され、上記操舵角速度が第1しきい値あるいは第2しきい値を超えると、減衰力値DF2あるいはDF3も、切換手段27に入力されるようになる。
請求項(抜粋):
ハウジング内を仕切り部材で一対の油室に区画するとともに、ハウジングあるいは仕切り部材のいずれか一方を車体側に連係させ、いずれか一方をハンドルバー側に連係させ、ハンドルバーを切ったとき、ハウジングと仕切り部材とが相対移動して、一方の油室の体積を縮小し、他方の油室の体積を拡大する構成にしたダンパ本体と、ハウジングと仕切り部材とが相対移動したとき、いずれか一方の油室から流出する流体に対して流体抵抗を付与する可変減衰弁と、この可変減衰弁を制御するコントローラとを有するステアリングダンパシステムにおいて、上記コントローラは、可変減衰弁の流路抵抗を制御する制御信号を車速に基づいて出力する車速系制御信号出力部と、可変減衰弁の流路抵抗を制御する制御信号をハンドル特性に基づいて出力するハンドル系制御信号出力部とを備え、ハンドルへの外乱を検出するハンドル系検出信号がしきい値を超えたとき、ハンドル系制御信号出力部の出力信号に基づいて可変減衰弁の流路抵抗を制御し、上記ハンドル系検出信号がしきい値以下のとき、車速系制御信号出力部の出力信号に基づいて可変減衰弁の流路抵抗を制御する機能を備えたことを特徴とするステアリングダンパシステム。
IPC (5件):
B62K 21/08 ,  F16F 9/14 ,  F16F 9/52 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/023
FI (5件):
B62K 21/08 ,  F16F 9/14 A ,  F16F 9/52 ,  F16F 15/02 B ,  F16F 15/023 A
Fターム (8件):
3J048AA07 ,  3J048AB11 ,  3J048AD05 ,  3J048BE03 ,  3J048CB21 ,  3J048EA21 ,  3J069AA41 ,  3J069EE64
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-219183
  • 電動パワーステアリング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-100891   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平2-189295
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