特許
J-GLOBAL ID:200903004143893627

液圧ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-053415
公開番号(公開出願番号):特開平8-216867
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】[目的] 液圧式倍力装置の作動不良時には、マスタシリンダの発生液圧よりも高い液圧をホイールシリンダに供給できるようにすること。[構成] マスタシリンダ3からの液圧を供給路40を介して大径部34aに受圧し、小径部34bにより左右前輪のホイールシリンダ9a、9b側の液圧を上昇させる方向に移動できる段付ピストン34と、液圧式倍力装置2からの補助動力圧を管路26を介して、この補助動力圧が所定圧以上のとき閉弁し、所定圧より低下したとき開弁する切換弁45を供給路40に設けた増圧シリンダ装置4を前輪のブレーキ配管系統に設置する。これにより、液圧式倍力装置2が正常に作動しなくなっても、マスタシリンダ3からの液圧を段付ピストン34が受圧することにより、その大径部34aと小径部34bとの受圧面積比に応じて増圧された液圧をホイールシリンダ9a、9bに供給することができる。
請求項(抜粋):
運転手のブレーキ操作に応じて外部液圧源による補助動力圧を受けて作動する液圧式倍力装置と、この液圧式倍力装置を介して操作力を受けることによりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと、このマスタシリンダからブレーキ液圧を供給され車輪にブレーキ力を作用させるホイールシリンダとを備え、前記液圧式倍力装置が、シール部材により液密に保たれる本体内部に摺動自在に配置され、前記補助動力圧を受圧して前記マスタシリンダに操作力を伝達するサーボピストンを有する液圧ブレーキシステムにおいて、大径部に前記マスタシリンダ側の液圧を受圧して、小径部により前記ホイールシリンダ側の液圧を上昇させる方向に移動可能な段付ピストンを有し、この段付ピストンの前記大径部に対する前記マスタシリンダ側の液圧の供給路に、前記補助動力圧が所定圧以上のときには閉弁し、前記補助動力圧が所定圧よりも低くなったとき開弁する切換弁が設けられた増圧シリンダ装置を備えている液圧ブレーキシステム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-149547
  • ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-230413   出願人:自動車機器株式会社

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