特許
J-GLOBAL ID:200903004147903856

プログラム変換方法、これを用いたデータ処理装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 坂口 博 ,  市位 嘉宏 ,  上野 剛史 ,  古部 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-224207
公開番号(公開出願番号):特開2004-062830
出願日: 2002年07月31日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】浮動小数点演算における単精度演算と倍精度演算の精度保証を効率的に行い、オーバーヘッドや解析処理の無駄の発生を回避する。【解決手段】コンピュータに搭載されたコンパイラ100において、浮動小数点演算における倍精度モードでメソッドのオブジェクトコードを生成すると共に、このメソッドが単精度モードで頻繁に呼び出され、かつ単精度モードで実行することにより処理コストを削減できる場合に、単精度モードでメソッドの第2のコードを生成する。あるいは、コンパイルしようとする対象メソッドが浮動小数点演算における倍精度モードと単精度モードのどちらから呼ばれるかに関わらず、この対象メソッド内の演算の種類に応じて演算精度を設定してオブジェクトコードを生成し、対象コードとこの対象コードを呼び出す他のコードまたはこの対象コードに呼び出される他のコードとの関係に基づいて精度モードを合わせるためのコードを生成し追加する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コンピュータを制御して、プログラムをコンパイルして機械語コードを生成するプログラム変換方法において、 前記プログラムを構成するメソッドを実行した際に、当該メソッドが浮動小数点演算における倍精度モードと単精度モードのどちらの状態で呼ばれたかについての情報をメモリに格納する第1のステップと、 前記プログラムにおいて浮動小数点演算における倍精度モードと単精度モードのうちの一方を基準とした場合に、所定のメソッドのコンパイル時に、当該メソッドが基準ではない精度モードで呼ばれた頻度を前記メモリに格納されている情報に基づいて調べる第2のステップと、 得られた前記基準ではない精度モードで呼ばれた頻度の情報に基づいて、前記所定のメソッドに関して、当該基準ではない精度モードでの呼び出しに対応した専用の機械語コードを生成し、メモリに格納する第3のステップと を含むことを特徴とするプログラム変換方法。
IPC (1件):
G06F9/45
FI (2件):
G06F9/44 322F ,  G06F9/44 320C
Fターム (4件):
5B081AA09 ,  5B081CC21 ,  5B081CC41 ,  5B081DD01
引用特許:
審査官引用 (1件)

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