特許

J-GLOBAL ID：200903004150698899

車両用空気調和装置

発明者： 近藤 泰司 ,  伊藤 功治 ,  宮田 学 ,  亀岡 輝彦
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 石黒 健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-267869
公開番号（公開出願番号）：特開平8-127221
出願日： 1994年10月31日
公開日（公表日）： 1996年05月21日
要約：

【要約】【目的】 送風機のモータ固定部材と下ケースとの着脱が容易なこと。【構成】 車室内送風用のダクトに空気流を生ずる多翼送風機3と、ダクト内の上流を冷却するエバポレータと、ダクト内の下流を加熱するコンデンサと、コンデンサの入口側のエアミックスダンパとを備える。また、各空調機器を制御する電子制御装置を備える。多翼送風機3は下ケース4と遠心式ファン31とを有し下ケース4にモータ固定部材6が結合する。下ケース4の開口41の内周には弾性変形する複数の内突条5が設けられ、各内突条5の上方側の端部51は隣接した内突条5の下方側の端部52と斜め上下方向の空隙を隔てる。モータ固定部材6は結合部63の外周部に、隣接した内突条5の間に保持され弾性変形する外突条7を有する。外突条7は、上面に上側の内突条5の上方側の端面55に当接する上面阻止突起70を備え、下面に下側の内突条5の下方側の端面56に当接する下面阻止突起71を備える。

請求項（抜粋）：

車室内に空調空気を供給するための空調ダクトと、スクロールケーシング、該スクロールケーシング内に配されたファン、および該ファンを駆動させるモータを備えると共に、前記空調ダクトの上流部に装着され、前記車室内に流出する空気の流れを発生させる送風機と、該送風機の吸入口に連結され、前記車室内外の空気を選択的に導入する内外気切換箱と、前記空調ダクト内に配され、前記空調ダクト内を流れる空気の温度を調節する温度調節手段とを備えた車両用空気調和装置において、前記送風機は、前記スクロールケーシングの底板に、前記ファンより幾分径大の円形開口を有し、該円形開口の内周には、弾性変形する螺旋状の内突条からなる内ねじが設けられ、前記円形開口には、前記円形開口に嵌まり込んで螺合されるねじ栓を形成すると共に前記モータを保持するモータ固定部材が取り付けられ、前記ねじ栓は、弾性変形する外突条を有し、前記外突条または前記内突条には所定の螺合位置で外突条と内突条とを係合させる係合手段が設けられたことを特徴とする車両用空気調和装置。

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 車両用空気調和装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-233722   出願人：日本電装株式会社
• 送風装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-046185   出願人：日本電装株式会社