特許
J-GLOBAL ID:200903004166524017

グレー発色用時効硬化型アルミニウム合金押出形材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼田 繁喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270154
公開番号(公開出願番号):特開平8-109427
出願日: 1994年10月11日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 JISA6063 T5処理合金と同等の強度を有し、しかも陽極酸化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色する時効硬化型アルミニウム合金押出形材及びその製造方法を提供する。【構成】 Si 0.9〜3.0wt%、Mg 0.3〜0.6wt%、Fe0.3wt%未満を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる合金ビレット、または上記成分の他にTi 0.005〜0.1wt%単独もしくはB 0.001〜0.02wt%と組み合わせて含有してなる合金ビレットを、350〜480°Cで2〜12時間均熱化処理を施し、ビレット温度380〜450°Cの範囲で押出加工した後、170〜200°Cの範囲で2〜8時間時効処理する。この方法により、金属Si析出物のうちその大きさが0.1〜2μmの析出物が全個数の85%以上で均一に分布し、陽極酸化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色する押出形材が得られる。
請求項(抜粋):
Si 0.9〜3.0wt%、Mg 0.3〜0.6wt%、Fe 0.3wt%未満を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、350〜480°Cで2〜12時間の均熱化処理、ビレット温度380〜450°Cの範囲での押出加工、及び170〜200°Cで2〜8時間の時効処理の条件で押出成形されてなり、金属Si析出物のうちその大きさが0.1〜2μmの析出物が全個数の85%以上で均一に分布しており、陽極酸化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色することを特徴とする時効硬化型アルミニウム合金押出形材。
IPC (2件):
C22C 21/00 ,  C22F 1/05
引用特許:
審査官引用 (6件)
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