特許
J-GLOBAL ID:200903004187484872
非観血連続血圧推定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128489
公開番号(公開出願番号):特開平11-318837
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 推定血圧値に対して高い推定精度が得られる非侵襲連続血圧推定装置を提供する。【解決手段】 血圧値推定手段80により、推定血圧値EBPと脈波伝播時間DTRP、心拍周期RRおよび容積脈波面積比VRとの予め記憶された関係(数式2)から、実際の時間差DTRP、心拍周期RR、および容積脈波面積比VRに基づいて推定血圧値EBPSYS が算出されることから、時間差DTRPのみに基づいて生体の血圧値が推定される場合に比較して、推定血圧値EBPSYS に対して高い推定精度が得られるので、カフ10を用いて測定された血圧値BPとの校正が頻繁に行なわれる必要がない。また、係数変更手段90により、生体の自律神経の活動状態に基づいて血圧値推定手段80において用いられる数式2の係数α、β、γが血圧変化増幅側に変更されることから、数式2の係数α、β、γを変更しない場合に比較して、自律神経の活動状態が変化しても推定血圧EBPが正確に得られる利点がある。
請求項(抜粋):
生体の循環器から非侵襲にて得られる情報から生体の動脈内血圧を推定するための非観血連続血圧推定装置であって、前記生体の動脈における脈波伝播速度に関連する脈波伝播速度情報を算出する脈波伝播速度情報算出手段と、前記生体の心拍数に関連する心拍数情報、および該生体の末梢部における容積脈波の面積に関連する容積脈波面積情報の少なくとも一方を算出する循環情報算出手段と、予め記憶された関係から、前記生体の動脈における脈波伝播速度に関連する脈波伝播速度情報と、該生体の心拍数に関連する心拍数情報および該生体の末梢部における容積脈波の面積に関連する容積脈波面積情報の少なくとも一方とに基づいて、前記生体の血圧値を推定する血圧値推定手段と、前記生体の自律神経の活動状態を該生体の血圧変動情報および心拍数情報の少なくとも一方に基づいて解析する自律神経活動状態解析手段と、前記生体の自律神経の活動状態に基づいて、前記血圧値推定手段において用いられる関係の係数を、血圧変化増幅側に変更する係数変更手段とを、含むことを特徴とする非観血連続血圧推定装置。
FI (2件):
A61B 5/02 337 F
, A61B 5/02 337 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
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血圧監視装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-203837
出願人:日本コーリン株式会社
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血圧算出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-030428
出願人:オムロン株式会社
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血圧監視装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-135274
出願人:日本コーリン株式会社
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