特許
J-GLOBAL ID:200903004226164333
ベルト式無段変速機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
綾田 正道
, 朝倉 悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-047914
公開番号(公開出願番号):特開2004-257458
出願日: 2003年02月25日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
【課題】クラッチ機構をドライブ側に配置し、クラッチ機構と変速装置を一体構成して操縦安定性を向上させ、さらに、プーリにトルクカム機構を装着して、減速時に確実にエンジンブレーキを発生させるベルト式無段変速機を提供する。【解決手段】ベルト式無段変速機において、クラッチ当接側のプーリに回転軸上をスライドするトルクカム機構を配設し、そのトルクカム機構は、車両走行時にスロットルを戻した時に、前記ドライブプーリのトルクカムが車輪からのトルク入力により、回転軸上をプーリ離反方向にスライドする構成とし、そのプーリ間が離反方向にスライドすることにより、シフトダウンが行なわれてエンジンブレーキ効果を得る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
出力軸側に配置され、プーリ間の間隔を離接させて径を調整するドライブプーリと、トランスミッションを介して車輪に連結されたドリブンプーリと、それらプーリ間に巻き掛けられるベルトとによって構成されるベルト式無段変速機において、
ドライブプーリの回転軸上の一方側に、プーリの外周に離接するクラッチ板を配設し、そのクラッチ板に遠心ローラを配置し、遠心ローラに作用する遠心力によって、クラッチ板が軸方向にスライドしてドライブプーリに動力が伝達される構成とし、クラッチ板がプーリに接続した後はエンジンの回転上昇によって、さらに、クラッチ板がプーリを押圧し、プーリ間を接近させて変速する構成とし、
前記クラッチ当接側のプーリに回転軸上をスライドするトルクカム機構を配設し、そのトルクカム機構は、車両走行時にスロットルを戻した時に、前記ドライブプーリのトルクカムが車輪からのトルク入力により、回転軸上をプーリ離反方向にスライドする構成とし、
そのプーリ間が離反方向にスライドすることにより、シフトダウンが行なわれてエンジンブレーキ効果を得ることを特徴とするベルト式無段変速機。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (9件):
3J050AA02
, 3J050BA03
, 3J050BB07
, 3J050BB08
, 3J050CA02
, 3J050CD03
, 3J050CE05
, 3J050CE09
, 3J050DA03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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動力伝達装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-313904
出願人:三村建治
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特開昭59-170552
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特開平4-265422
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可変径プーリ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-312493
出願人:光洋精工株式会社
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Vベルト自動変速装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-014531
出願人:ヤマハ発動機株式会社
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特開昭59-170552
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特開平4-265422
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