特許
J-GLOBAL ID:200903004235736005

出力段、チャージポンプ、復調器及び無線電話デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-242214
公開番号(公開出願番号):特開平11-163636
出願日: 1998年08月27日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 低電流チャージポンプおよびこのようなポンプを用いる復調器を開示する。【解決手段】 本発明は、主としてトランジスタ、例えば、MOS-タイプのトランジスタによって形成されるチャージポンプ用の出力段に関する。この出力段は、トランジスタに固有の寄生キャパシタンスの充電/放電現象を補償するための容量性要素を含む。この出力段を含むチャージポンプは、低値の公称電流を生成し、このため、無線電話などに用いる位相固定ループ復調器を完全に集積化することが可能となる。
請求項(抜粋):
制御入力を受信する制御入力と、出力とを有するチャージポンプタイプの回路用の出力段であって、入力端子と、出力端子と、基準端子とを有する電流ミラーを備え、前記電流ミラーは、入力トランジスタと、出力トランジスタとを含み、各トランジスタは、バイアス端子と呼ばれる端子と、基準端子と呼ばれる端子と、伝達端子と呼ばれる端子とを有し、それぞれの前記基準端子は相互接続され、これによって前記電流ミラーの基準端子が形成され、それぞれの前記バイアス端子は一緒に前記入力トランジスタの前記伝達端子に接続され、前記入力トランジスタの伝達端子と前記出力トランジスタの前記伝達端子によって、前記電流ミラーの入力端子と前記出力端子がそれぞれ形成され、トランジスタの前記基準端子と前記伝達端子との間の接合によって主電流路が形成され、前記電流ミラーの前記入力端子は電流源に接続され、前記電流ミラーの前記基準端子は供給端子に接続され、前記電流ミラーの前記出力端子はスイッチを介してこの出力段の出力に接続され、前記スイッチは、この出力段の制御入力を形成する制御入力を持つ出力段において、この出力段は、容量性補償要素を含み、この補償要素が、前記電流ミラーの出力端子とこの出力段の出力との間の接合部に接続された制御端子と呼ばれる第一の端子と、前記制御信号と同相の信号を受信するためのバイアス端子と呼ばれる端子とを含むことを特徴とするチャージポンプタイプの回路用の出力段。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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