特許
J-GLOBAL ID:200903004252285882

焼却炉排ガスの処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 一平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112316
公開番号(公開出願番号):特開平10-300060
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 塩化水素や硫黄酸化物ガス等、及びダイオキシン類や水銀等の有害物質をより高効率で除去し、ダストを乾燥状態で回収するとともに、高温の焼却炉排ガスを急速に冷却する焼却炉排ガスの処理方法及び装置を提供する。【解決手段】 廃棄物の焼却炉から排出される高温の排ガスを冷却し、有害物質除去粉体を加えて集塵することによって清浄化する焼却炉排ガスの処理方法及び装置である。噴霧冷却室15は、下流端部が逆円錐状で上部が略円筒状のチャンバー20と、チャンバー20の上流側に配置されたガス分配室21と、チャンバー20の中央上部に設けた回転円盤型の水噴霧機23と、チャンバー20の中流側に設けた有害物質除去粉体の吹込口40と、チャンバー20の下流端部に設けたダスト排出口26と、チャンバー20に設けた排気管27とを備える。処理装置は、さらに、チャンバー20の後流側に配置されたバッグフィルターを備えている。
請求項(抜粋):
廃棄物の焼却炉から排出される高温の排ガスを冷却し、有害物質除去粉体を加えて、集塵することによって清浄化する焼却炉排ガスの処理方法であって、該焼却炉排ガスを、上流側にガス分配室を有する噴霧冷却室に導入して該焼却炉排ガスに旋回流を与えつつ、該噴霧冷却室内において噴霧する冷却液と混合せしめることにより、前記焼却炉排ガスを所定温度以下まで急速冷却するとともに、有害物質除去粉体を、該噴霧冷却室の中流側から吹き込んで、前記焼却炉排ガスと接触混合せしめることにより、前記焼却炉排ガスに含まれる有害物質を反応・吸着し、次いで、有害物質と反応・吸着した有害物質除去粉体を、該噴霧冷却室の後流側に配置される集塵装置においてダストとともに分離することを特徴とする焼却炉排ガスの処理方法。
IPC (3件):
F23J 15/06 ,  B01D 53/70 ,  B01D 53/64
FI (3件):
F23J 15/00 K ,  B01D 53/34 134 E ,  B01D 53/34 136 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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