特許
J-GLOBAL ID:200903004267517984
A型黒鉛を含む鋳鉄並びにそのA型黒鉛を含む鋳鉄の鋳造方法及びそのA型黒鉛を含む鋳鉄を用いたシリンダライナ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉村 勝博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-253894
公開番号(公開出願番号):特開2008-106357
出願日: 2007年09月28日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】従来の鋳鉄材料に比べ、より優れた切削加工性能を備え、特にシリンダライナの用途に好適な鋳鉄材料の提供を目的とする。【解決手段】上記目的を達成するため、炭素が2.9質量%〜3.6質量%、ケイ素が2.0質量%〜2.5質量%、マンガンが0.5質量%〜1.0質量%、リンが0.03質量%〜0.3質量%、硫黄が0.01質量%〜0.13質量%、銅が0.03質量%〜0.6質量%、クロムが0.03質量%〜0.3質量%、スズが0.001質量%〜0.3質量%及び/又はアンチモンが0.001質量%〜0.2質量%であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなることを特徴とし、図に示すような鋳鉄組織を備えるA型黒鉛を含む鋳鉄を採用する。そして、このA型黒鉛を含む鋳鉄を用いた高品質のシリンダライナを提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
黒鉛が方向性を持たず無秩序で且つ均一に分布した存在形態を備えるA型黒鉛を含む鋳鉄であって、
炭素が2.9質量%〜3.6質量%、ケイ素が2.0質量%〜2.5質量%、マンガンが0.5質量%〜1.0質量%、リンが0.03質量%〜0.3質量%、硫黄が0.01質量%〜0.13質量%、銅が0.03質量%〜0.6質量%、クロムが0.03質量%〜0.3質量%、スズが0.001質量%〜0.3質量%及び/又はアンチモンが0.001質量%〜0.2質量%であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなる化学組成を備えることを特徴としたA型黒鉛を含む鋳鉄。
IPC (6件):
C22C 37/00
, C22C 37/06
, C21C 1/08
, B22D 27/20
, B22D 13/02
, F02F 1/00
FI (6件):
C22C37/00 K
, C22C37/06 Z
, C21C1/08
, B22D27/20 C
, B22D13/02 501B
, F02F1/00 D
Fターム (7件):
3G024AA21
, 3G024FA14
, 3G024GA02
, 3G024HA02
, 4K014BA08
, 4K014BB06
, 4K014BC01
引用特許:
出願人引用 (3件)
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シリンダライナ用鋳鉄
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-202665
出願人:株式会社クボタ
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特公昭58-36664号公報
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耐摩耗性鋳鉄およびその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-037591
出願人:日本ピストンリング株式会社, マツダ株式会社
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