特許
J-GLOBAL ID:200903004309110200

建設機械の旋回装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-348618
公開番号(公開出願番号):特開2002-146837
出願日: 2000年11月15日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 グリースバスと近い位置に配置される下側軸受に防錆処理を施し、その金属肌面が腐食されるのを防止し、軸受の寿命を延ばすようにする。【解決手段】 旋回用の油圧モータ10の回転を減速機4内の遊星歯車減速機構14,19によって2段階に減速し、減速機4の出力軸24から高トルクの回転力が取り出す。出力軸24のピニオン25は旋回輪32の内歯37に噛合し、ピニオン25の公転が出力軸24からハウジング5を介して旋回フレーム2に伝達され、上部旋回体が下部走行体上で旋回駆動される。減速機4のハウジング5内で出力軸24を支持する上,下の軸受26,28のうち、グリースバス38内のグリースGと上,下で対向する下側軸受28の下面等には、例えば化学処理による不溶解性金属リン酸塩からなる防錆被膜41を形成する。
請求項(抜粋):
下端側が上部旋回体に取付けられ上端側に回転源が設けられたハウジングと、該ハウジング内に設けられ前記回転源の回転を減速する減速機構と、前記ハウジング内から下部走行体側に向けて突出し該減速機構により減速された回転を出力するピニオンを有した出力軸と、該出力軸の軸方向に離間して前記ハウジングと出力軸との間に設けられ該出力軸を回転可能に支持する上,下の軸受と、前記上部旋回体と下部走行体との間に設けられ前記出力軸のピニオンに噛合する旋回輪と、該旋回輪の内側に位置して前記下部走行体側に設けられ前記ピニオンと旋回輪との間を潤滑するためのグリースを収容したグリースバスとからなる建設機械の旋回装置において、前記上,下の軸受のうち前記グリースバスと近い位置に配置される下側軸受には、少なくとも前記グリースバスと対向する面側に防錆被膜を形成したことを特徴とする建設機械の旋回装置。
IPC (2件):
E02F 9/12 ,  B66C 23/84
FI (2件):
E02F 9/12 Z ,  B66C 23/84 G
Fターム (5件):
2D015DA02 ,  2D015DA04 ,  3F205AA05 ,  3F205BA01 ,  3F205EA10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 旋回装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-191100   出願人:日立建機株式会社
  • 圧延設備のロール支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-094887   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 耐食性転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-310070   出願人:日本精工株式会社

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