特許
J-GLOBAL ID:200903004355889468

電子制御スロットル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094002
公開番号(公開出願番号):特開平8-291762
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】磁電変換素子を用いたスロットル開度センサの温度特性による制御精度の悪化を防止する。【構成】吸気管1にはスロットルバルブ3が配設され、同バルブ3の回動軸2にはギア部材等を介してDCモータ8が連結されている。スロットル開度センサ7は、スロットルバルブ3の回動に伴う磁石の磁界方向の変化を検出するホール素子を有する。CPU26は、スロットル全閉時のセンサ出力を全閉基準電圧として逐次更新し、該全閉基準電圧をセンサ温に応じて複数の温度領域に区分してバックアップメモリ34に記憶する。また、CPU26は、スロットル制御時のセンサ温に応じてバックアップメモリ34から全閉基準電圧を読み出し、同全閉基準電圧を用いてスロットル指令電圧Vcmdを算出する。DCモータ駆動回路29は、スロットル指令電圧Vcmdとスロットル開度センサ7により検出されたスロットル開度Vthとの偏差をなくすようDCモータ8をデューティ制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気通路に設けられ、予め規定された基準位置を含む領域で回動するスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開方向又は閉方向に回動させるためのスロットル駆動手段と、磁石により形成された磁路での前記スロットルバルブの回動に伴う磁界方向の変化を磁電変換素子にて検出し、その検出結果をスロットル開度に応じた電気信号として出力するスロットル開度センサと、前記スロットル開度センサの温度を検出するセンサ温度検出手段と、電源のオン・オフに関係なく常に記憶データを保持するバックアップメモリと、前記基準位置での前記スロットル開度センサの出力レベルを基準位置学習値として逐次更新し、該基準位置学習値を前記センサ温度検出手段により検出されたセンサ温度に応じて複数の温度領域に区分して前記バックアップメモリに記憶する基準位置学習手段と、エンジン運転条件に応じて前記スロットルバルブの目標基本開度を設定すると共に、前記センサ温度検出手段により検出されたセンサ温度に応じて前記バックアップメモリ内の基準位置学習値を読み出し、該目標基本開度と基準位置学習値とから最終の目標開度を設定する目標開度設定手段と、前記目標開度設定手段により設定された目標開度に基づいて前記スロットル駆動手段の駆動を制御するスロットル制御手段とを備えたことを特徴とする電子制御スロットル装置。
IPC (2件):
F02D 45/00 364 ,  F02D 41/20 310
FI (2件):
F02D 45/00 364 G ,  F02D 41/20 310 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-266480   出願人:日本電装株式会社
  • スロットル開度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-242261   出願人:日本電装株式会社
審査官引用 (2件)
  • 制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-266480   出願人:日本電装株式会社
  • スロットル開度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-242261   出願人:日本電装株式会社

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