特許
J-GLOBAL ID:200903004532963681
アンテナスイッチモジュール及びそれを用いた無線電話通信装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-179189
公開番号(公開出願番号):特開2005-020140
出願日: 2003年06月24日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】アンテナスイッチの整合性能並びにフィルタ性能を向上できるアンテナスイッチモジュールを安価に提供する。【解決手段】高周波トランジスタスイッチ42ICの使用に伴なって発生するインピーダンス問題を解決するために、各通信バンドに対応して設けられている複数の個別整合回路を省いて、アンテナと高周波スイッチの間において共用的に作用する共通整合回路47を設け、アンテナ伝送路のインピーダンスと高周波トランジスタスイッチ42IC側のインピーダンスを整合させることで、課題を解決している。【選択図】図3
請求項(抜粋):
無線電話通信装置に使用されるアンテナスイッチモジュールであって、
複数の導体層と複数の誘電体層とが交互に積層され、かつ誘電体層を厚さ方向に貫通し、ビア導体により前記複数の導体層を互いに接続するビア導体を有する積層体基板と、アンテナにつながるアンテナ側入出力端子と、該アンテナ側入出力端子からの受信信号を前記無線電話通信装置の受信回路側へ出力する1又は複数の受信出力端子と、前記無線電話通信装置の送信回路側から前記アンテナ側入出力端子に向かう送信信号を入力する1又は複数の送信入力端子と、前記アンテナ側入出力端子に対応したアンテナ側スイッチ実装端子と、前記受信出力端子に対応した受信側スイッチ実装端子と、前記送信入力端子に対応した送信側スイッチ実装端子と、前記アンテナ側入出力端子を前記アンテナ側スイッチ実装端子に接続する第一経路部と、前記受信側スイッチ実装端子及び前記送信側スイッチ実装端子を対応する前記受信出力端子及び前記送信入力端子にそれぞれ接続する第二経路部とを有する信号伝送経路とを備え、前記導体層と前記ビア導体とが前記信号伝送経路を形成し、前記積層体基板の表面に、前記アンテナ側入出力端子、前記受信出力端子、前記アンテナ側スイッチ実装端子、前記受信側スイッチ実装端子、前記送信入力端子及び前記送信側スイッチ実装端子が露出形成された積層体基板と、
前記アンテナ側入出力端子への前記送信入力端子及び前記受信出力端子の接続を切替え、前記各受信側スイッチ実装端子及び前記各送信側スイッチ実装端子にそれぞれ実装される半導体スイッチ回路とを備え、
前記半導体スイッチ回路は、前記受信出力端子及び前記送信入力端子から選ばれる信号周波数帯の互いに異なる2以上の端子を切替対象端子として、前記積層体基板の前記アンテナ側スイッチ実装端子と、前記切替対象端子に対応する前記受信側スイッチ実装端子又は/及び前記送信側スイッチ実装端子とに実装される高周波トランジスタにて構成され、前記アンテナ側入出力端子を前記切替対象端子のいずれかに選択的に接続され、
前記切替対象端子が取り扱う複数の信号の割り当て周波数帯域において、前記積層体基板に内層された各信号伝送経路のインピーダンスを、前記半導体スイッチ回路のインピーダンスに整合する共通整合回路が、前記アンテナ側入出力端子と前記半導体スイッチ回路との間に設けられてなることを特徴とするアンテナスイッチモジュール。
IPC (5件):
H04B1/44
, H01P5/02
, H03H7/01
, H03H7/075
, H03H7/38
FI (5件):
H04B1/44
, H01P5/02 603B
, H03H7/01 A
, H03H7/075 Z
, H03H7/38 Z
Fターム (15件):
5J024AA01
, 5J024CA02
, 5J024CA03
, 5J024CA10
, 5J024DA04
, 5J024DA29
, 5J024EA01
, 5J024EA02
, 5J024EA06
, 5K011DA02
, 5K011DA22
, 5K011DA27
, 5K011EA06
, 5K011JA01
, 5K011KA01
引用特許:
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