特許
J-GLOBAL ID:200903004613202901
低温岩盤内タンク施設の施工方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-194448
公開番号(公開出願番号):特開2008-019678
出願日: 2006年07月14日
公開日(公表日): 2008年01月31日
要約:
【課題】メンブレン式の低温岩盤内タンク施設を対象としてその施工を充分に合理化し、構造的な安定性や信頼性も充分に向上させることができる有効適切な施工方法を提供する。【解決手段】空洞3内からその周囲岩盤に凍結ボーリング孔5を穿孔し、その先端部の周囲岩盤を凍結させることによって、空洞を取り囲む凍結領域Aを形成するとともに該凍結領域Aと空洞との間には非凍結領域Bを確保する。非凍結領域内から地下水の排水を行って不飽和状態とした後、空洞内面にメンブレン材による覆工を設ける。地表より作業斜坑2を設けて、その先端部から空洞3を先上がり勾配のトンネル状に施工しつつ、切羽後方にて凍結ボーリング孔5を穿孔し、非凍結領域Bを残してその外側に凍結領域Aを形成し、空洞の先端部にも同様に凍結領域を形成する。空洞内に流入した地下水を後方に自然流下させて集水し排水する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
岩盤内に掘削した空洞の内面にメンブレン材による覆工を設けて低温流体を貯蔵するための貯槽とする構造の低温岩盤内タンク施設を施工する方法であって、
空洞内からその周囲岩盤に凍結ボーリング孔を穿孔し、該凍結ボーリング孔の先端部の周囲岩盤を凍結させることによって、空洞を取り囲む凍結領域を形成するとともに該凍結領域と空洞との間には非凍結領域を確保し、
該非凍結領域内から地下水の排水を行って不飽和状態とした後、空洞内面にメンブレン材による覆工を設けて貯槽を完成させることを特徴とする低温岩盤内タンク施設の施工方法。
IPC (3件):
E02D 29/045
, E21D 13/00
, E02D 19/14
FI (2件):
Fターム (1件):
引用特許:
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