特許
J-GLOBAL ID:200903004672764700

酸素飽和度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-023609
公開番号(公開出願番号):特開平10-216114
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【目的】 測定精度の高い酸素飽和度測定装置を提供する。【構成】 周波数解析手段70により、所定区間毎に第1光信号SVR および第2光信号SVIRがそれぞれ周波数解析されることにより、その所定区間毎の第1光信号SVR の交流成分ACR および直流成分DCR と第2光信号SVIRの交流成分ACIRおよび直流成分DCIRとがそれぞれ逐次決定されると、交直成分比算出手段72により、上記第1光信号SVR の交直成分比ACR /DCR と第2光信号SVIRの交直成分比ACIR/DCIRとがそれぞれ算出され、酸素飽和度算出手段74により、予め設定された関係から、第1光信号SVR の交直成分比ACR /DCR と第2光信号SVIRの交直成分比ACIR/DCIRとの比Rに基づいて、生体の酸素飽和度SaO2が算出される。この結果呼吸性変動や体動により第1光信号や第2光信号が変動したとしても、所定区間内の周波数解析によってその変動が吸収されるので、酸素飽和度測定精度が好適に高められる。
請求項(抜粋):
第1波長および第2波長の光を生体組織へ向かって放射する光源と、該生体組織内で散乱された第1波長の散乱光および第2波長の散乱光をそれぞれ検出して該第1波長の散乱光および第2波長の散乱光をそれぞれ表す第1光信号および第2光信号を出力する光センサとを備え、該第1光信号および第2光信号における交流成分と直流成分との比に基づいて生体の動脈血の酸素飽和度を決定する酸素飽和度測定装置であって、所定区間毎に前記第1光信号および第2光信号をそれぞれ周波数解析することにより、該所定区間毎の第1光信号の交流成分および直流成分と第2光信号の交流成分および直流成分とをそれぞれ逐次決定する周波数解析手段と、該周波数解析手段により決定された第1光信号の交流成分および直流成分と第2光信号の交流成分および直流成分とから、該第1光信号の交直成分比と該第2光信号の交直成分比とをそれぞれ算出する交直成分比算出手段と、予め設定された関係から、前記第1光信号の交直成分比と前記第2光信号の交直成分比との比に基づいて前記生体の酸素飽和度を算出する酸素飽和度算出手段とを、含むことを特徴とする酸素飽和度測定装置。
IPC (2件):
A61B 5/14 310 ,  G01N 33/50
FI (2件):
A61B 5/14 310 ,  G01N 33/50 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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