特許
J-GLOBAL ID:200903004745103694

建設機械の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-118023
公開番号(公開出願番号):特開平7-317707
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 大慣性および小慣性のアクチュエータからなる油圧回路において、これら両者の複合操作始動時に後者が過度に減速されるのを防止する。【構成】 油圧回路は、ポンプライン12の吐出圧油を、大慣性アクチュエータ32にはバイパス通路20a付オープンセンタ型の切換弁20、補助弁44を介して給排し、小慣性アクチュエータ34、36にはそれらのクローズドセンタ型の切換弁22、24と、補助弁46、48とを介してそれぞれタンク50へ向けてパラレルに給排する。バイパスライン74上には、圧力補償付流量制御弁76と圧力発生手段78とを設け、各アクチュエータの負荷圧力信号ライン52、54、56には、これらの中から大慣性アクチュエータ32の信号ライン52の負荷圧力を除く小慣性最大負荷圧力を選定する小慣性最大信号ライン72を設ける。
請求項(抜粋):
ネガティブ制御可変容量ポンプのポンプライン吐出圧油を各アクチュエータに対してそれぞれの分岐ポンプライン、方向切換弁、アクチュエータラインを介して給排すると共に、その戻り油をそれぞれの前記方向切換弁およびそれぞれの分岐タンクライン、絞り補助弁を介してパラレルにタンクへ排出する建設機械の油圧回路において、前記各アクチュエータ用の方向切換弁は、1つのバイパス通路付オープンセンタ型と、1つもしくは複数のクローズドセンタ型とから形成すると共に、これら各方向切換弁からそのそれぞれの対応するアクチュエータの負荷圧力を検出し、さらにこれら負荷圧力の中からオープンセンタ型の対応するアクチュエータの負荷圧力を除く最大負荷圧力を選定し、前記オープンセンタ型の方向切換弁の前記バイパス通路にはポンプラインからタンクへ連通するバイパスラインを接続すると共に、このバイパスライン上には上流側から順に圧力補償付流量制御弁と圧力発生手段とを設け、前記各絞り補助弁には、その開方向に当該対応するアクチュエータの負荷圧力およびばね圧を印加すると共に、閉方向には前記最大負荷圧力をそれぞれ印加し、前記圧力補償付流量制御弁には、その開方向にこの制御弁の上流側バイパスラインの圧力を印加すると共に、閉方向には前記最大負荷圧力およびばね圧をそれぞれ印加して、前記圧力発生手段の上流側圧力を介して前記ネガティブ制御可変容量ポンプを制御するように構成することを特徴とする建設機械の油圧回路。
IPC (3件):
F15B 11/16 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/00
FI (2件):
F15B 11/16 Z ,  F15B 11/00 Q
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 再生油圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-107878   出願人:東芝機械株式会社
  • 特開平4-019406
  • 油圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-293903   出願人:カヤバ工業株式会社
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