特許
J-GLOBAL ID:200903004775417030

デジタル情報解読方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051441
公開番号(公開出願番号):特開平8-249412
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 仮想的に設定した行列状の枡目にマークを付与して、2次元パターンとして記録されたデジタル情報を、高速かつ確実に読取できるデジタル情報解読方法を提供する。【構成】 上記2次元パターンをイメージビットからなる画像データに対応させて変換する。各枡目の中心位置を算出し、その算出中心位置のイメージビットの値を枡目の値として読み取る。読取誤りがあった場合は、第1〜第3の解析方法のうち少なくとも1つを実行して再度読取を行う。第1の解析方法では、枡目内で中心位置から一定量だけ調べるべき位置をシフトする。第2の解析方法では、枡目に含まれるイメージビットの値の平均値を算出して所定の閾値と比較する。第3の解析方法では、枡目の境界と算出中心位置との距離に基づいて、上記位置の枡目に隣接する枡目の算出中心位置が真の中心位置となるように補正する。
請求項(抜粋):
平面状の記録面に、ビットに対応する行列状の枡目を仮想的に設定し、上記各枡目に光学的に認識可能なマークを付与することにより、記録すべきデジタル情報が、上記各枡目の位置を示すための位置決め用マークと、読取誤りを検出するための誤り検出用符号とともに2次元パターンとして記録されている記録担体から、上記デジタル情報を読み取るデジタル情報解読方法であって、上記記録面に記録された2次元パターンを、上記枡目の密度よりも高密度のイメージビットからなる画像データに対応させて変換する工程と、上記位置決め用マークに基づいて上記画像データ上における上記各枡目の中心位置を算出中心位置として求め、上記画像データのうちその算出中心位置に存するイメージビットの値のみを調べて、このイメージビットの値を上記各枡目の値として読み取る工程と、上記誤り検出用符号を検査することによって、上記読み取った枡目の値に読取誤りがあるか否かを判断する工程と、上記読み取った枡目の値に読取誤りがあった場合は、上記各枡目毎に、その枡目の寸法の範囲内で、上記算出中心位置から一定量だけ調べるべき位置をシフトして、このシフトした位置に存するイメージビットの値をその枡目の値として読み取る第1の解析方法、上記各枡目毎に、その枡目に含まれる複数のイメージビットの値の平均値を算出し、この平均値と所定の閾値とを比較して、この比較結果に基づいてその枡目の値を決定する第2の解析方法、および、調べた位置の枡目の境界を認識し、この認識した枡目の境界と上記算出中心位置との距離に基づいて、上記位置の枡目に隣接する枡目の算出中心位置が真の中心位置となるように補正し、この補正後の算出中心位置に存するイメージビットの値を上記隣接する枡目の値として読み取る第3の解析方法のうち少なくとも1つの解析方法を実行して、上記各枡目の値を読み取る工程を有することを特徴とするデジタル情報解読方法。
FI (3件):
G06K 7/00 Q ,  G06K 7/00 D ,  G06K 7/00 R
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る