特許
J-GLOBAL ID:200903004790064276

液体封入ブッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145500
公開番号(公開出願番号):特開平10-331904
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 液体封入ブッシュの弾性体の硬度を高めることなくタイヤの気柱共鳴領域における動ばね定数の低下を達成する。【解決手段】 外筒11及び内筒14をブッシュゴム21で接続し、前側の液室RFU,RFL及び後側の液室RRU,RRLを第1連通路O1 ,O1 で連通させるとともに、上側の液室RFU,RRU及び下側の液室RFL,RRLを第2連通路O2 ,O2及び第3連通路O3 で連通させる。Z-Z′方向に80〜250Hzの荷重が入力したとき、前記第3連通路O3 により動ばね定数のピークを周波数の高い側にシフトさせ、タイヤの気柱共鳴領域(220〜250Hz)における動ばね定数を低下させてロードノイズを低減する。
請求項(抜粋):
相互に平行な軸線(L)を有する外筒(11)及び内筒(14)を接続する弾性体(21)に臨むように複数の液室(RFU,RFL,RRU,RRL)を形成するとともに、これら複数の液室(RFU,RFL,RRU,RRL)を複数の連通路(O1 ,O2 )で相互に連通させてなり、前記軸線(L)に直交する第1方向(X-X′)に入力される低周波荷重と、前記軸線(L)及び前記第1方向(X-X′)に直交する第2方向(Z-Z′)に入力される中周波荷重とを減衰する液体封入ブッシュであって、前記複数の連通路(O1 ,O2 )は、前記第1方向(X-X′)の荷重が入力して外筒(11)及び内筒(14)が相対移動したときに容積が変化する液室(RFU,RFL,RRU,RRL)間を連通させるべく、外筒(11)に形成された第1連通路(O1 )と、前記第2方向(Z-Z′)の荷重が入力して外筒(11)及び内筒(14)が相対移動したときに容積が変化する液室(RFU,RFL,RRU,RRL)間を連通させるべく、外筒(11)及び内筒(14)間に形成された第2連通路(O2 )と、から構成された液体封入ブッシュにおいて、前記第2連通路(O2 )に対して並列に配置されて前記容積が変化する液室(RFU,RFL,RRU,RRL)間を連通させる第3連通路(O3 )を、前記外筒(11)に形成したことを特徴とする液体封入ブッシュ。
IPC (2件):
F16F 13/14 ,  B60G 7/02
FI (2件):
F16F 13/00 620 W ,  B60G 7/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 液封ブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-120501   出願人:山下ゴム株式会社
  • 特開昭62-118133

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