特許
J-GLOBAL ID:200903004817854479

建物の骨組の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072918
公開番号(公開出願番号):特開平9-268770
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 後施工アンカーを打ち込まずに、補強用壁体やブレース付鉄骨枠を既存躯体に接合することができ、十分な補強を行うことができ、既存躯体をほとんど傷めることなく、迅速且つ環境を害することなく施工できる建物の骨組の補強構造を提供する。【解決手段】 既設建物の柱と梁1で囲まれた開口2内に鉄筋コンクリート造の壁体3を増設することで建物の骨組を補強した構造において、柱や梁1の開口2側の面1aに、開口2の面に沿った方向の面内剪断力を伝達する部材としてコッタ10を接着し、該コッタ10を壁厚の中央に含むように、壁体3のコンクリート8を打設し、コンクリート8の壁厚中央に、コッタ10の外周の厚さ方向中央部に突設した凸部10aを,開口2の面外剪断力を伝達する部材として埋め込んだ。
請求項(抜粋):
既設建物の柱と梁で囲まれた開口内に鉄筋コンクリート造の壁体を増設することで建物の骨組を補強した構造において、前記柱や梁の前記開口側の面に、前記開口の面に沿った方向の面内剪断力を伝達する部材としてコッタを接着し、該コッタを壁厚の中央に含むように、前記壁体のコンクリートを打設し、該コンクリートの壁厚中央に、コッタの外周の厚さ方向中央部に突設した凸部を、開口の面外剪断力を伝達する部材として埋め込んだことを特徴とする建物の骨組の補強構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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