特許
J-GLOBAL ID:200903004837235660

光ファイバを内蔵するケーブルの浸水量と光ファイバの伝送損失とに関するデータの構築方法及び装置、光ファイバを内蔵するケーブルの浸水量推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-045589
公開番号(公開出願番号):特開2007-225390
出願日: 2006年02月22日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】OPGWなどの光ファイバを内蔵するケーブルの浸水量と光ファイバの伝送損失との関係についてのデータを蓄積して、このデータに基づいて、光ファイバの伝送損失から浸水量や浸水発生時期等を的確に推定できるようにする。【解決手段】浸水させた光ファイバ内蔵ケーブルのサンプルについて、複数の時点で、ケーブル内の浸水量と伝送損失を測定し、その測定値に基づいて浸水量及び伝送損失の時系列データを生成し、この時系列データにおいて浸水量の最大時点と伝送損失の最大時点とが一致するよう両時点間の時間差だけ浸水量のデータと伝送損失のデータを時間軸方向に相対的に移動させ、浸水量の最大時点である基準時点以後におけるデータの時間軸を反転させたデータを、基の時系列データに基準時点以前のデータとして接続することにより浸水-伝送損失特性データを生成する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
光ファイバを内蔵するケーブルの浸水量と、浸水に起因する前記光ファイバの伝送損失とに関するデータの構築方法であって、 浸水した前記ケーブルのサンプルについて、複数の時点で、前記ケーブル内に残存する浸水量と光ファイバの伝送損失とを測定する測定ステップと、 前記複数の時点での浸水量及び伝送損失の測定値に基づいて、浸水量及び伝送損失の時間的な変化を示す時系列データを生成する時系列データ生成ステップと、 前記生成した時系列データにおいて、浸水量が最大となる時点と伝送損失が最大となる時点とが一致するように、両時点間の時間差だけ、浸水量の時系列データと伝送損失の時系列データとを時間軸方向に相対的に移動させた修正時系列データを生成するデータ修正ステップと、 前記修正時系列データにおいて浸水量が最大値となる時点である基準時点以後における浸水量及び伝送損失の前記修正時系列データの時間軸を反転させた時系列データを、反転前の修正時系列データに前記基準時点以前のデータとして接続することにより浸水-伝送損失特性データを生成する特性データ生成ステップと、を備えることを特徴とする方法。
IPC (1件):
G01M 3/38
FI (1件):
G01M3/38 F
Fターム (5件):
2G067AA23 ,  2G067BB16 ,  2G067CC02 ,  2G067DD11 ,  2G067EE09
引用特許:
出願人引用 (1件)

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