特許

J-GLOBAL ID：200903004841461542

ボンド磁石用Sm-Fe-N系磁性粉末の製造法及びボンド磁石

発明者： 山崎 実 ,  池本 邦生 ,  藤田 勝弘 ,  平田 匡宣 ,  杉田 典生
出願人/特許権者： 戸田工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-095428
公開番号（公開出願番号）：特開2003-297660
出願日： 2002年03月29日
公開日（公表日）： 2003年10月17日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、ボンド磁石形成時の流動性に優れ、しかも、樹脂との混練時の安定性に優れたボンド磁石用Sm-Fe-N系磁性粉末の製造法及びボンド磁石を提供する。【解決手段】 酸化鉄粒子粉末と酸化サマリウム粒子粉末とを混合した後、当該混合物を還元反応を行って鉄粒子と酸化サマリウム粒子との混合物とし、次いで、30〜150°Cの温度範囲、酸素含有雰囲気下で安定化処理を行って前記鉄粒子の粒子表面に酸化被膜を形成した後、Caを混合して800〜1200°Cの温度範囲、不活性ガス雰囲気下で還元拡散反応を行い、次いで、300〜600°Cの温度範囲で窒化反応を行ってボンド磁石用Sm-Fe-N系磁性粉末を得ることができる。

請求項（抜粋）：

酸化鉄粒子粉末と酸化サマリウム粒子粉末とを混合した後、当該混合物を還元反応を行って鉄粒子と酸化サマリウム粒子との混合物とし、次いで、30〜150°Cの温度範囲、酸素含有雰囲気下で安定化処理を行って前記鉄粒子の粒子表面に酸化被膜を形成した後、Caを混合して800〜1200°Cの温度範囲、不活性ガス雰囲気下で還元拡散反応を行い、次いで、300〜600°Cの温度範囲で窒化反応を行うことを特徴とするボンド磁石用Sm-Fe-N系磁性粉末の製造法。

IPC (3件)：

H01F 41/02 ,  B22F 9/20 ,  H01F 1/08

FI (3件)：

H01F 41/02 G ,  B22F 9/20 A ,  H01F 1/08 A

Fターム (21件)：

4K017AA04 ,  4K017BA06 ,  4K017BB12 ,  4K017CA01 ,  4K017CA07 ,  4K017DA04 ,  4K017EH18 ,  4K017FB10 ,  5E040AA11 ,  5E040AA19 ,  5E040BB03 ,  5E040BC08 ,  5E040CA01 ,  5E040HB07 ,  5E040HB09 ,  5E040HB11 ,  5E040HB14 ,  5E040HB17 ,  5E062CD05 ,  5E062CG03 ,  5E062CG07

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 希土類鉄窒素系合金粉末の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-032718   出願人：日亜化学工業株式会社
• 永久磁石原料粉末及びその製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-266669   出願人：川崎定徳株式会社, 三栄化成株式会社, 株式会社米屋
• 金属磁性粉末の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-313945   出願人：花王株式会社