特許
J-GLOBAL ID:200903004851717260

カーボン-カーボン摩擦材用高温酸化防止剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  栗田 忠彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-531046
公開番号(公開出願番号):特表2005-536433
出願日: 2003年08月15日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
例えば、航空機の着陸システムのブレーキディスクが形成されるカーボンファイバーまたはカーボン-カーボン複合材製のコンポーネントを含む被覆物19を提供する。コンポーネント(10)は、特定の構成を有する含燐アンダーコーティング(11)と特定の構成を有する含ホウ素オーバーコーティング(12)とを含むシステムで被覆されている。本発明の被覆物、例えば、航空機のブレーキディスクは、800°C(1472°F)以上の温度に暴露されたとき触媒酸化から保護される。同様に、カーボンファイバーまたはカーボン-カーボン複合材製のコンポーネントを、例えば、除氷剤構成物を触媒とする触媒酸化や高温無触媒酸化とから同時に保護する方法を提供する。
請求項(抜粋):
カーボンファイバーまたは1600〜2600°C(2912〜4712°F)の温度で焼き鈍したカーボン-カーボン複合材(10)製のコンポーネントを含む被覆物(19)であって、 該コンポーネント(10)は、AlPO4、MnHPO4・1.6H2O、およびZn3(PO4)2のうち少なくとも1種が存在し、10〜80重量パ-セントのH2O、20〜70重量パ-セントのH3PO4、0.1〜25重量パ-セントのアルカリ金属モノ-、ジ-またはトリ-塩基性燐酸塩、0〜2重量パ-セントのB2O3、0〜25重量パ-セントのMnHPO4・1.6H2O、0〜30重量パ-セントのAlPO4および0〜10重量パ-セントのZn3(PO4)2から形成されるイオンを含む含燐アンダーコーティング(11)により被覆されており、アンダーコーティング(11)の厚さは、約1〜10ミルであって、 アンダーコーティング(11)は、厚さ約1〜10ミルの含ホウ素ガラスオーバーコーティング(12)によって被覆されており、被覆物(19)は、800°C(1472°F)以上の温度に曝露されたとき触媒酸化から保護されていることを特徴とする被覆物(19)。
IPC (5件):
C04B41/89 ,  C04B35/52 ,  C09K3/14 ,  C09K15/02 ,  F16D65/12
FI (7件):
C04B41/89 K ,  C09K3/14 520F ,  C09K3/14 520Z ,  C09K15/02 ,  F16D65/12 E ,  F16D65/12 M ,  C04B35/52 G
Fターム (18件):
3J058BA44 ,  3J058CB11 ,  3J058EA17 ,  3J058EA22 ,  3J058EA32 ,  3J058FA24 ,  4G132AA32 ,  4G132AA33 ,  4G132AA38 ,  4G132AA48 ,  4G132AA52 ,  4G132BA13 ,  4G132BA17 ,  4G132GA58 ,  4H025AA01 ,  4H025AB01 ,  4H025AB02 ,  4H025AB03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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