特許
J-GLOBAL ID:200903004893067338

高圧タービンブレードの後縁の高温状態の改良

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-352590
公開番号(公開出願番号):特開2003-193804
出願日: 2002年12月04日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】 ブレードの基端部に最も近い冷却空気排気溝において亀裂が生じない新規な形状を与える高圧タービン用の移動ブレードを提案する。【解決手段】 ターボ機械の高圧タービン用の移動ブレードであって、少なくとも1つの冷却回路を有し、冷却回路は、ブレード10の先端部16と基端部14との間で径方向に延びる少なくとも1つのキャビティ24と、キャビティの径方向端部の一方に設けられ、且つ冷却回路に冷却空気を供給する少なくとも1つの吸気口と、キャビティからブレードの後縁20に向かって開口する複数の溝26とを備え、溝は、ブレードの長手軸X-Xに対して略垂直となるように、ブレードの基端部と先端部との間で後縁に沿って配置され、少なくともブレードの基端部に最も近い溝28は、ブレードの回転軸に対して10°から30°の角度を成して、ブレードの先端部に向かって傾斜している。
請求項(抜粋):
ターボ機械の高圧タービン用の移動ブレードであって、少なくとも1つの冷却回路を有し、冷却回路は、ブレード(10)の先端部(16)と基端部(14)との間で径方向に延びる少なくとも1つのキャビティ(24)と、キャビティの径方向端部の一方に設けられ、且つ冷却回路に冷却空気を供給する少なくとも1つの吸気口と、キャビティからブレードの後縁(20)に向かって開口する複数の溝(26)とを備え、溝は、ブレードの長手軸(X-X)に対して略垂直となるように、ブレードの基端部と先端部との間で後縁に沿って配置され、少なくともブレードの基端部に最も近い溝(28)は、ブレードの回転軸に対して10°から30°の角度を成して、ブレードの先端部に向かって傾斜していることを特徴とする、移動ブレード。
Fターム (4件):
3G002CA06 ,  3G002CA07 ,  3G002CB00 ,  3G002CB01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ガスタービン動翼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-084988   出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • ガスタービン動翼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-084988   出願人:三菱重工業株式会社

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