特許
J-GLOBAL ID:200903004924811600
メモリ機構付きチルトステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174279
公開番号(公開出願番号):特開2001-001914
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】いわゆる簡易チルト式のチルトステアリング装置において、構造が簡単で操作が容易なメモリ機構付きのものを提供すること。【解決手段】操作レバー24を回動させると、カムの働きで第2の部材25が軸方向に移動し、固定ブラケット13の両側板14,15を互いの間隔が狭くなるように弾性変形させる。操作レバー24の作動領域の中間の領域では、固定ブラケット13の側板14,15の第2の領域A2がチルトメモリ37の側板38,39に摩擦係合し、第1の領域A1とチルトブラケット8の側板9,10との間には隙間S3がある。メモリロックを維持しつつ、チルトロックのみを達成、解除することができる。
請求項(抜粋):
チルト中心の回りに下端部が揺動可能に支持され、ステアリングシャフトを回動可能に支承するステアリングコラムと、このステアリングコラムに固定されたチルトブラケットと、チルトブラケットの固定ブラケットに対する固定の解除によりチルトアップばねによってステアリングホイールを上死点までチルトアップ可能なチルトステアリング装置において、固定ブラケット及びチルトブラケットの一方に設けられた横長孔と他方に設けられた円弧状の縦長孔を回動可能に挿通した状態で、固定ブラケットに対するチルトブラケットの揺動を許容する操作軸と、この操作軸の回りに回転し且つ手動操作される操作レバーと、上記固定ブラケットに操作軸と平行な支軸の回りに揺動自在に支持され、付勢ばねによって付勢されてチルトブラケットの揺動に追従可能であって、チルトブラケットを受ける位置に固定されるチルトメモリと、固定ブラケットの弾性変形可能な側板にそれぞれ設けられ、チルトブラケット及びチルトメモリの側板にそれぞれ対向する第1及び第2の領域と、操作レバーの回動に伴って上記固定ブラケットの側板を弾性変形させて、上記第1及び第2の領域を対応するチルトブラケット及びチルトメモリの側板に押圧する駆動部材とを備え、上記第1の領域がチルトブラケットの側板に摩擦係合してチルトロックを達成するまでの駆動部材による駆動量よりも、上記第2の領域がチルトメモリの側板に摩擦係合してメモリロックを達成するまでの駆動部材による駆動量が小さくされていることを特徴とするメモリ機構付きチルトステアリング装置。
Fターム (4件):
3D030DD19
, 3D030DD25
, 3D030DD26
, 3D030DD33
引用特許:
審査官引用 (3件)
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メモリ付チルトステアリング
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-277445
出願人:トヨタ自動車株式会社
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特開平2-092779
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特開昭62-091363
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