特許
J-GLOBAL ID:200903004931324676

高透過性複合逆浸透膜及びこれを用いた逆浸透膜モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009789
公開番号(公開出願番号):特開平9-271647
出願日: 1997年01月22日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】ポリアミド系逆浸透膜を酸化剤処理することにより、3kgf/cm2 程度の超低圧の条件下でも実用的に使用することができるモジュールを提供する。【解決手段】2つ以上の反応性のアミノ基を有する化合物と、2つ以上の反応性の酸ハライド基を有する多官能性酸ハロゲン化合物とを重縮合反応させて得られたポリアミド系スキン層である薄膜と、これを支持する微多孔性支持体とからなり、膜表面のポリアミド系スキン層の平均面粗さが50nm以上であり、かつこの複合逆浸透膜を酸化剤処理をして、操作圧力7.5kgf/cm2 、温度25°Cにて塩化ナトリウム500ppmを含有するpH6.5の水溶液で評価したときの性能が、塩の阻止率:99%以上、透過流束:1.5m3 /m2 ・日以上の逆浸透膜とする。
請求項(抜粋):
薄膜とこれを支持する微多孔性支持体とからなる複合逆浸透膜において、前記薄膜が、2つ以上の反応性のアミノ基を有する化合物と、2つ以上の反応性の酸ハライド基を有する多官能性酸ハロゲン化合物とを重縮合反応させて得られたポリアミド系スキン層であり、複合逆浸透膜表面のポリアミド系スキン層の平均面粗さが50nm以上であり、かつ前記複合逆浸透膜を酸化剤処理をして、操作圧力7.5kgf/cm2、温度25°Cにて塩化ナトリウム500ppmを含有するpH6.5の水溶液で評価したときの性能が、塩の阻止率が99%以上、透過流束が1.5m3/m2・日以上である逆浸透膜としたことを特徴とする高透過性複合逆浸透膜。
IPC (8件):
B01D 71/56 ,  B01D 61/02 ,  B01D 61/08 ,  B01D 63/08 ,  B01D 63/10 ,  B01D 63/16 ,  B01D 71/82 510 ,  B32B 5/18
FI (8件):
B01D 71/56 ,  B01D 61/02 ,  B01D 61/08 ,  B01D 63/08 ,  B01D 63/10 ,  B01D 63/16 ,  B01D 71/82 510 ,  B32B 5/18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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