特許
J-GLOBAL ID:200903005044146255
遺伝子増幅効率の増加方法、および当該方法を行なうためのキット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-144663
公開番号(公開出願番号):特開2007-312656
出願日: 2006年05月24日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】本発明は、哺乳動物細胞において所望の遺伝子を増幅する際に、遺伝子増幅効率を増加させる方法、および当該方法を行なうためのキットを提供する。【解決手段】本発明のかかる方法は、以下の(1)〜(3)に示す少なくとも1つ以上の条件を満たすことによって、遺伝子増幅効率を向上させることができる。(1)形質転換哺乳動物細胞を低酸素濃度条件下で培養する。(2)逆方向反復配列(回分配列等)を哺乳動物細胞に導入する。(3)転写活性調節型プロモーターの転写活性が不活性化された状態で遺伝子導入および形質転換細胞の選抜を行なう。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(i)真核生物細胞内で機能する複製起点および核マトリックス結合領域を含む第1ポリヌクレオチドと、
(ii)発現させるべきタンパク質をコードする第2ポリヌクレオチド、およびプロモーターを含むポリヌクレオチドであり、かつ当該第2ポリヌクレオチドが当該プロモーターに制御可能に連結されている第3ポリヌクレオチドとを、哺乳動物細胞へ同時に導入する導入工程、並びに
当該第1および第3ポリヌクレオチドが導入された哺乳動物細胞を選抜する選抜工程を行なって、第2ポリヌクレオチドを増幅する場合において、以下に示される(1)または(2)のいずれか1つ以上の条件を満たすことを特徴とする遺伝子増幅効率を増加させる方法:
(1)上記選抜工程において、第1ポリヌクレオチドおよび第3ポリヌクレオチドが導入された哺乳動物細胞を、哺乳動物細胞を通常培養する酸素濃度未満である低酸素濃度条件下で培養する;
(2)上記導入工程において、第1ポリヌクレオチドおよび第3ポリヌクレオチドと同時に、逆方向反復配列を哺乳動物細胞へ導入する。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
4B024AA20
, 4B024BA80
, 4B024DA02
, 4B024FA02
引用特許:
引用文献:
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